ペンケースにはこだわりと暮らしが詰まっている
ペンケースの中身は、バッグの中身と通じるものがあります。
持ち主のこだわりや暮らしぶりが垣間見えたり、知らないものにふれることができたり……。
その人の一部といっても過言ではありません。
今回は小学生の息子がおり、書くことが好きな筆者のペンケースの中身を紹介します。
ペンケースはいろは出版の「TRACY MULTI POUCH(M)」です。
詳しくは過去の記事を参照ください。
ペンケースの中身一覧
主要な筆記用具
時々使う色ペンなど
その他文具
ピックアップ文具
書くのが好きな人間の愛用品3本
Juice up 黒 0.3/0.4(PILOT)
なめらかでかすれにくく、インクの量も過不足がないゲルインクボールペンです。
特に0.3は細字ながらストレスのない書き心地で、手帳の細かい記入に欠かせません。
表面がすべすべとした紙質と特に相性が良いです。
0.4はテラス手帖関係の作業時に使っています。
uni-ball one P 0.38(三菱鉛筆)
紙面への浸透を極力抑えた顔料インクによる、濃く鮮やかな発色が魅力のゲルインクボールペンです。
定期的に限定のカラーや軸を展開しています。
なかでもこちらのユニボールワンPは、短めの軸ながら書く際負担になりにくい設計。
ぽってりとした形状とカラー展開で、小さいサイズの手帳とのコーディネートを楽しむユーザーが増えました。
筆者もミニ6サイズのシステム手帳と合わせて使っています。
難点は、個体差によって書き出しがかすれること。
特にボール径0.38はかすれやすいため、多少太くても気にならないのであれば0.5をおすすめします。
#3776 センチュリー ブラックインブラック 中字(プラチナ万年筆)
創業100年を越えた国内万年筆メーカーの名品、#3776センチュリー。
2年間インクの乾燥を防ぐ「スリップシール機構」が組み込まれており、頻繁に使わなくても安定したインクの書き出しは信頼度抜群です。
また日本語を書くのに適したペン先になっており、「とめ」「はらい」を反映しやすいつくりです。
万年筆としての佇まいも美しく、黒と金のコントラストは飽きの来ない存在感を醸し出しています。
ジュースアップ・ユニボールワンともにインクの発色がはっきりしているため、書いた内容が記憶に残りやすいという利点があります。
色ペンは気分に合わせて好きな色を
ケセラメ プリズムゴールド 0.7(PILOT)
PILOTの代表商品・フリクションシリーズの「こすると摩擦でインクが透明になる」原理を利用した消せるラメペン。
プリズムゴールドはゴールドのメタリック感より濃い黄色が目立ち、さりげなく手帳やノートを華やかにしてくれます。
このペンでバーチカル手帳の時間軸に、息子の帰宅時間をマークしています。
Juice くすみグリーン(メロンミルク) 0.5(PILOT)
サラサR ピンク 0.4(ZEBRA)
色ペンのなかでも、個人的に気に入っている2色です。
ジュースは前述のジュースアップより太めの線で、不透明に近いインクが特徴です。
サラサRは27%濃く書けるインクが従来品のサラサクリップとの違い。
鮮やかな色のラインナップが揃っています。
気分を落ち着かせたいときはジュースのくすみグリーン、嬉しいことがあったときやウィッシュリストを書く際はテンションを上げるため、サラサRのピンクを使って書きます。
実際に書いたもの。
上の2色は淡くてもしっかりインクの色を認識できます。
サラサRのピンクは力強く、エネルギーをもらえる色です。
就学児童の親必須の品
サラサクリップ 赤 0.5(ZEBRA)
ミニ☆ポンSTAMP きょうりゅう はなまる(こどものかお)
小学生の宿題を見るために欠かせない赤ペンと確認印。
サラサクリップは安価で入手しやすく、使い勝手が良いです。
こどものかおのスタンプは買ったものではなく、もらいもの。
宿題のチェックは確認印だけを捺せばいいものもあり、その際役立っています。
ポイントはふたを開ける、捺すの2アクションで完結する、浸透印を使うことです。
デコラッシュはお気に入り2つをそばに
デコラッシュ mizutamaデザイン ことり/ほめことば(PLUS)
修正テープ感覚で可愛い絵柄を引くことができる「デコラッシュ」シリーズ。
2023年にイラストレーターのmizutamaさんデザインの商品が発売されました。
そのなかでお気に入りの2種をペンケースに入れています。
「ことり」はウィークリー手帳の上部にアイコンとして引き、その週心がけたいことを書いています。
青い鳥はTwitterの名残を感じます。
「ほめことば」は、全20種の愛らしいタイポグラフィ。
その日の一言としてお題代わりにする、家族や友人へのちょっとしたメッセージに添えるなど、さまざまな用途に使えます。
身近にはポジティブな言葉を置いておきたいものです。
おわりに
好きなものを詰め込んでいる、調和を意識して中身を揃えている、必要なものだけを厳選している。さまざまなペンケースがあると思います。
いずれにもこだわりは色濃く表れ、愛用の品には暮らしぶりが反映されているのでしょう。
今回ピックアップした品で、気になるものがあれば幸いです。
今後も手帳・文具関連の記事を予定しています。
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