「クラシ手帳」で日々の暮らしに心を傾ける4つのレシピ
インテリア雑貨や服飾を中心に扱う、ライフカルチャープラットフォーム「北欧、暮らしの道具店」。
毎年通販の特典として好評を博している「クラシ手帳」を使った手帳の楽しみ方をお届けします。
※2024.11.25 加筆修正しました
クラシ手帳とは
「北欧、暮らしの道具店」は、株式会社クラシコムが運営するライフカルチャープラットフォームです。
ECサイトに留まらず、読みものや動画番組、ラジオなど、多彩なコンテンツを発信し、ショップの世界観を隅々まで反映した内容が多くの方に愛されています。
クラシ手帳は秋口から、通販時のおまけとして2017年から配布されています。
8年目を迎え、発行は100万冊目前。使ったことがある方も多いと思います。
クラシ手帳に関するnote記事はこちら。
クラシ手帳の仕様
表紙は毎年色や絵柄が異なります。
2025年版はすっきりしたエメラルドグリーンに、カモミールのイラスト。
癒しと爽やかな空気を感じるデザインです。
A5のノートと並べるとこのようなサイズです。
「ジブン手帳」や「ほぼ日Weeks」より小さく、A6の手帳より縦幅があります。
本文の仕様は以下の通りです。
いずれもシンプルで余白を生かしたフォーマットが特徴です。
用紙はトモエリバー。
薄めながら適度なハリとコシがあり、ペンを滑らせるとなめらかに書けます。
手触りもすべすべとしていて、つい撫でてしまいます。
日々の暮らしに心を傾ける4つのレシピ
手帳の楽しみ方は人それぞれですが、今回は「北欧、暮らしの道具店」の世界観や、クラシ手帳のゆったりしたつくりに合わせた内容をご紹介します。
1.七十二候で四季を感じる
「立冬」「春分」など、1年を24等分し、約15日ごと節気に分けたものを「二十四節気」といいます。
二十四節気は聞いたことがあっても、さらに約5日ずつ、3つの期間に分けた「七十二候」はあまり知らない方もいるのではないでしょうか。
マンスリーの小さなマスを生かし、七十二候のシールを貼ってみました。
下部には七十二候の読み方、二十四節気ではどの期間にあたるのかを書き加えました。
横の空白には旬の食材をメモすると献立の参考になります。
参考にしたのは以下のサイトです。
2.食べたものを記録して思い出に
ウィークリーを使った食事記録です。
左ページの3分割のガイドラインを生かし、朝・昼・夜の食事を記入。
右のフリーページは、Canonのミニフォトプリンター「iNSPiC」で印刷した写真を貼って簡単なライフログをつけました。
写真以外にイラストを描く、ショップカードや包装を貼るのもおすすめです。
トモエリバーはさほど厚みがないため、貼りすぎに注意です。
3.後々役立つ体調記録
レフト式はゆったりと短い日記を書くのにも向いています。
小型のクラシ手帳であれば、2~3行書けば1日分埋まるのが嬉しいところ。
右ページは病気のアドバイスをメモしてあります。
体調記録は後々の暮らしに役立ちます。
翌年の同時期に振り返り「この時期は風邪を引いていたから気をつけよう」と参考にしたり、いざという時自分の経験がほかの人へのアドバイスに活きたりするのです。
4.マンスリーに季節のうつろいを記す
小型のマンスリーは、ちょっとした記録にもぴったりです。
桜の開花や初雪、紅葉、ささやかな出来事まで、一言記すだけで季節のうつろいが紙面に現れます。
お好みで、その時期らしいシールやマステで飾りつけをするとより雰囲気が出ます。
おわりに
今回は「クラシ手帳」で日々の暮らしに心を傾ける4つのレシピをお届けしました。
現代社会は刺激にあふれ、古くからある自然や慣習を味わう機会が失われつつあります。
時々でも、日々の暮らしを手帳に記すことで、季節のうつろいや身体の調子に心を傾けることができることでしょう。
また、筆者がテラス手帖を立ち上げる際参考にした媒体のひとつが「北欧、暮らしの道具店」でした。
主に読みものや動画を楽しんでいたため、通販をしたのは最近のことです。
クラシ手帳はそれぞれの暮らしを反映しやすいよう、主張を最小限に、使い手の心地よさを追求した手帳という印象を受けました。
気負いなく、等身大の何気ない生活を書き留めたくなる。
手に取ってぱらぱらとめくる時間さえいとおしくなる、そんな手帳です。
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今回使用した文具・アイテムを見てみる↓
今後も手帳・文房具を楽しむための話をお伝えしていきます。
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