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システム手帳のリアルな中身~3年目のロロマクラシック
最愛のシステム手帳「ロロマクラシック」バイブルサイズを購入してから、3年が経ちました。
買った当時の心境を綴ったエッセイは、noteのほかKindleにも収録しています。
今回は現在のロロマクラシックの使い方・中身をご紹介します。
また、定番品から隠れた名品まで、愛用しているリフィルやアクセサリーも併せて掲載します。
システム手帳の基本的な特徴や使い方に関しては、過去記事を参照ください。
手帳の外側・断面
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購入時はやや粉を吹いたような、白みがかった表面だったロロマクラシック。
年に数回レザーケアを行い、磨くことで風合いが出てきました。
細かい傷も多くなってきましたが、保湿クリームを塗り込むと緩和します。
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断面はこのような感じです。
筆者が使っているのは15mm径のリングです。
大容量ではありませんが、標準的な厚みのリフィルが100枚収まるサイズのためさほど困っていません。
手帳の中身
ここからは実際の中身を写真とともに紹介していきます。
好きなものを詰め込む
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ゴッホの「ひまわり」のポストカードに穴を開けて、中表紙にしています。
昔から好きな絵です。
開いてすぐ左のポケットには色んなものを挟んでいます。
お気に入りは、ミュシャの「黄道十二宮」がプリントされたしおり。
こちらも大好きな絵です。
10年以上前に購入したため、現在は販売されていません。
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ほかのカードポケットには、キングジムのフィルムふせん「COFFRET」を。
繰り返し読みたい記述があるリフィルに貼っています。
ちいかわのモモンガのカードは、裏に息子の手紙が書いてあります。
時々読み返して、元気をもらっています。
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クリアポケットに一筆箋を入れたもの。
書いてあるのは、エッセイストの松浦弥太郎さんの言葉です。
「丁寧」は筆者の根幹にある言葉のひとつ。
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前述のクリアポケットの裏に、ASANELさんの通販時についてきた一筆箋を入れて華やかに。
右は自作のインデックスです。
Canvaの無料素材をトレーシングペーパーに印刷し、カットしたものをダイソーのラミネートシートで加工しました。
手作業のラミネートはなかなか綺麗に仕上がらないので、できれば市販のラミネーターで加工するのが望ましいです。
ふせんには「星の王子さま」の名言を。
パーソナルデータ
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トレーシングペーパー素材のため、裏側はこのように透けます。
右はPLOTTERの「プロジェクトマネージャー」です(後述)。
中にはパーソナルデータを書いたリフィルを挟んで包んであります。
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この手帳にはパーソナルデータのほか、自分の価値観や、活動の指針と振り返りを書いたリフィルを多く挟んでいます。
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ほかにも、コーピングリストを細分化した「疲れたときに読む本」や「Niksen(オランダ発の何もせずぼーっとする習慣)リスト」なども入れています。
息子の語録・心に留めておきたい言葉
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長年続けているのが、息子の名言・迷言を集めた語録です。
セリアの吹き出しシールを貼り、印象に残る言葉が出てきたらなるべく早くメモします。
ノートに一旦メモして、後から転記することもあります。
幼児の頃の言い間違いはいつ読み返しても笑うこと間違いなしです。
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ほかにも、家族にかけてもらった言葉や、心に留めておきたい格言を厳選したページを設けています。
入れたいものを入れる
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こちらは前述の「プロジェクトマネージャー」の色違いを使い、「叶ったことリスト」と長期スパンで叶えたいことを収めています。
後者は、システム手帳イベントの際教わった方法で管理しています。
ふせん1枚につき1項目を書き、中に貼っておくだけです。
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今年から再開した「スリー・グッド・シングス」。
セパレート式のダイアリーリフィルに、デコラッシュのハート柄を引いてその都度書いています。
デコラッシュのハート柄は不揃いの形とピンクの色合いが気に入っており、2代目です。
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リーガル罫が印刷されてあるリフィル(後述)を使ったメモページ。
自分用なので率直な書き方をしています。
ただ、メモが分散してしまうのが難点で、最近はあまり書いていません。
後ろもいろいろ
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セリアの剥離紙シートに穴を開けて、シール置き場も何枚か作っています。
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手帳に付属していたファイルには細かいシールを。
裏側のポケットには、小さめの一筆箋を入れています。
息子に手紙を書く際使うのですが、まだ1回しか書いていません。
2024年はデイリーリフィルで手帳デコを満喫
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2024年は、アシュフォードのリフィル「曜日無しデイリーダイアリー」を使い、手帳デコを施した日記を書いていました。
一部はインスタグラムのアカウントで公開しています。
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このページはかなり凝っていますが、出来は日によってまちまちです。
溜まったリフィルはバインダーに収納せず、紐で簡易的に綴じています。
おすすめリフィル・アクセサリー
メモリーフ 6mm罫 小口ゴールド/アシュフォード
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一見オーソドックスな横罫ですが、断面の小口がローズゴールドで彩色されている上品なリフィル。
シルバーのタイプもあり、手帳のカバー(ジャケット)に合わせてコーディネートを楽しむことができます。
ちなみに筆者はバイブルサイズ以外に、ミニ6・M5サイズでも愛用しています。
ライン入り横ケイページ/Bindex
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NOLTYの姉妹ブランド・Bindex(バインデックス)のリフィル。
オレンジのリーガル罫が印刷されており、記入した内容の整理に便利です。
コモンプレイス手帳術にも適しています。
タスクファインダー(ホルダー)/レイメイ藤井
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本来はタスクを記入したカードを挟み、確認しやすいよう目立たせる品です。
このホルダー、実は名刺やチェキが入るサイズ。
好みのものを入れたり、推し活にも使えたりと、隠れた名品なのです。
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筆者はセリアで購入したルノワールのシールがぴったりだったので、入れています。
プロジェクトマネージャー/PLOTTER
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他ブランドではあまり見かけない、PLOTTERの人気商品です。
直接記入するほか、リフィルを厚手の用紙で包んでまとめる、ふせんやマステを内側に貼って特定のことを管理するなど、さまざまな使い方ができます。
画像では4色しかありませんが、ほかに白・黄があり、全6色入っています。
おわりに
今回は筆者のシステム手帳の中身と、おすすめのリフィル・アクセサリーを紹介しました。
システム手帳は高価なため、気軽に買える品ではありません。
しかし綴じ手帳ではできないページの入れ替えや、カスタマイズ次第でいくらでも自分好みの中身を作り上げることができます。
最初はおそるおそる触れたり、撫でたりするのが精いっぱいだったロロマクラシックも、今ではなくてはならない相棒となりました。
システム手帳に限らず、手帳を充実させるためのヒントがひとつでも見つかれば幸いです。
今後も手帳・文具を楽しむための記事を予定しています。
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