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【あと92日】ロゴ作成中【100日後に文学フリマ初出店する神崎】

文学フリマ東京40に初出店する神崎が、残り100日をどう過ごしていくかの記録です。文学フリマでは「エイルと最後の竜」という長編の冒険ファンタジーを上製本と文庫本で販売します。

私こと神崎は小説を書いていますが、そのタイトルである「エイルと最後の竜」という単語、そしてPNである「神崎旭」という単語の他に、文学フリマに出店するためにはサークル名というものが必要です。
もちろん、「神崎旭」というサークル名でもいいのですが。
私は小説を個人サイトで公開しており(上記のリンクはそのサイト内の、この小説専用コーナーです)、そのサイト名をサークル名にしよう、と。

Terra Saga-大地の物語-

これが個人サイトの名前であり、サークル名になるものです。テラサガ、と読んでいただければ嬉しいです。
Terraは大地という意味があり、Sagaは壮大な叙事詩というような時に使います。造語というか、この二つの単語をくっつけてサイト名にしようと考えたのは2002年ごろでした。
長い長い休止期間を経て、2024年秋に復活した我がサイトですが、今や主流は小説投稿サイトであり、SNSであり、個人サイトは過去の遺物です。
誰も見に来ることはないと思いつつ、やはりここが自分の城というか基地というか、居場所だなあと感じます。メモ帳にhtmlとcssを手書きして作ってるんで、愛着もひとしおです。

神崎としてはこのサイト丸ごとをサークルとして今後も愛していこうと思っておりまして。
この度、ロゴを作ることにしました。

今後、ネットだけでなくリアルでも活動していくにあたって、PNの名刺を作ろうと思っていて、それにロゴを入れたらいいかなと思っていたんです。
Twitterとかで使っているアイコンを載せるのが一番分かりやすいのですが、サイトロゴがあった方がブランディングできていいんじゃないかなーと思うんですよね。

デザインは苦手中の苦手で、散々悩み、めちゃくちゃ時間がかかったのですが、野営地のイラストにすることにしました。

私が昔よくやっていたRPG、例えばFFとかで「テント」とかってアイテムがありまして。使うと、即、HP、MPが全快します。でも、テント使うならその間に会話があったはずじゃないかと私は思ったものでした。寝食を共にしているのに、人間関係が何ら変わらず、ただひたすら旅を続けているのがどうにもつまらなくて、その間にどんな会話があったのかなあなんて妄想するのが好きでした。
特にFF7を思い出します。たまにムービーが入って、一緒にいるメンバーと語り合ったりするんですけど、「テント」使うごとにやるんだよねえ本来はって思っちゃう。もちろん、容量の問題があるから仕方ないことは分かっています。
だから私は私の物語の中で、夜営する時の会話が書きたかった。誰が天幕を張り、誰が薪を集め、誰が食事を作って、どういう会話があったのか……そういうのが書きたかったんです。

「エイルと最後の竜」でも、最初の方に城下町へ向かうところで一度、後半は砂漠で、野営時の情景描写があります。どちらも大好きです。

私にとって「夜営の風景」は創作の核の一つになっているなと感じたので、ロゴのイラストに取り入れることにしました。
他にも本、ランタン、ツタ、竜、羽ペンなど、好きなアイテムやモチーフは色々あって、悩んだんですけども、本質的な意味があるかなと思って「野営」を選びました。
別に夜営でなくて宿屋に泊まってもいいし、もっといえば日中の会話でもいいんですが、恐らく私は「寝る」「食事する」を、共に過ごす……そこに意味を見出しているのかも。
それは大きな意味でとらえれば、時間を共にする、なんなら共に暮らすということです。そういう時間が相手との距離を縮めたり、あるいは衝突したりして、関係値が変わっていって……そして人は変わり、成長したりもするわけです。
それが私の「物語」なんだと思います。

なんだか大きな話になってしまいました。
ともあれ、サイトロゴを作るということで、夜営をモチーフに下絵を描いて、それをPhotoShopで加工して、きれいなイラスト、ロゴにしたいと思います。

一日かけてベジェ曲線と格闘し、途中までなんとか制作したものが以下の画像になります。

作成途中なので天幕と焚き火がありません

ペンで書いて、おかしなところを消したりまた書いたり……解像度は小さくする分には気にしなくていいんだよとtanuにアドバイスされたのは心強く、しかしやっぱり綺麗な線を書くにはベジェ曲線がいいような気がして、必死にがんばりました。
ブラシも作りました。星と草。これも、ペンツール使ってベジェ曲線作って。
稜線と●は普通にペンで描いています。周りの枠線とかは範囲選択して塗りつぶし、範囲狭めて中を削除、みたいな感じで。三日月も丸い選択範囲を塗りつぶし、ずらして消す、というやり方です。
カリグラフィーは、そういうブラシがあったんだけど、私が思うような線はどうしても書けず。結局ペンツール。
ベジェ曲線は肩がこりました。首から下がバッキバキです。とほほんぬ。

でも、とても気に入っています。
明日は天幕と焚き火が書けたらいいな。
がんばります!

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神崎 旭@文学フリマ東京40出店します
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