#214 3観点の評価について
3観点の評価の仕方について述べていきたい。
「知識・技能」は2つの要素がある。
暗記・再生を求める個別的な知識を測るペーパーテストや、技能を測る実技テストが1つ。
これは「知っている・できる」レベルの知識である。
そして、概念的知識を測る「描画法」「マインドマップ」「説明を求める文章題」などが1つ。
これは「わかる」レベルの知識である。
このように「知識・技能」は、その知識を使って活用したり、説明したりするための「概念的知識」まで育てる必要がある。
次に「思考・判断・表現」。
実際の文脈で、もっている知識・技能を活用し、汎用的な能力を測るパフォーマンステストがある。
これは「使える」レベルの知識である。
最後に「主体的に学習に取り組む態度」。
これは「思考・判断・表現」と共に測るとよい。
問いから答えまでの時間が長い複雑な課題、つまりパフォーマンステストへの取組を見取る。
その中で、「思考・判断・表現」の評価とは区別して、「粘り強く取り組んでいるか」「他者と協力しているか」「他の事象に生かそうとしているか」などを評価する。
このような評価方法で3観点を評価していきたい。
では。
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