#1583 問い方を変える
教育界には、二項対立の問い方が蔓延っている。
「一斉か個別か」
「規律か自由か」
「教師主体か子ども主体か」
このような問い方をされると、どちらか一方が正解であるかのように錯覚する。
しかし、このような問いを考えても、永遠に正解にたどり着くことはできないし、そもそも正解が存在しないのである。
つまり、このような二項対立の問いを考えても、不毛な議論に終わってしまうのである。
では、どうしたらいいか?
それは「問い方を変える」ということだ。
そもそも、「AかBか」という二項対立で問わないことが重要となる。
「一斉授業の中で、どのように個別学習を入れるべきか」
「学校における『自由』とは、どのような姿なのか」
「教師も子どもも『主体』になる実践とはどのようなものか」
このような問い方をすべきなのである。
二項対立という「問い方のマジック」に騙されないようにしたい。
そして、より本質的な問いを考え抜くようにしたい。
では。
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