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「共感」も「納得」もできない

1. 組閣と同時に解散って、、、

どう考えてもおかしいでしょうよ。新内閣ができたらまず国会で所信表明をやって、補正予算等必要な事を審議して少しでも政策実現に近づけるよう取り組むのが本来の流れだと思います。
ところが、衆議院を解散したら選挙に掛かり切りで何もできなくなります。「国民に信を問う」といっても、まだ何もやっていないのに信を問いようがないですし、何の判断材料もありません。例えば、能登半島の震災対策を一定期間取り組んで、その上で「こう取り組んだけど、国民の皆さんはどう思う?」という形でないと、「信を問う」事にはならないと思います。

2. 国会をないがしろにしている。

私が許せないのは、首相の都合で勝手に衆議院を解散してしまう事です。解散は内閣不信任が成立した時等に限られるべきだと思うのです。そうでないと、三権分立→議会制民主主義を冒してしまう事になりかねません。
先進国の下院はどこでも解散制度はありますが、日本はそれが多すぎると思います。議員たちがみんな次の選挙ばかり考えていて、まともな審議もされないまま密室でとんでもない法案が通ってしまう、そういう恐ろしい事を防止するには、解散にはもっと慎重であるべきです。


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