僧侶が自分自身と向き合うための「TERA WORK SCHOOL」 第三期の募集を開始しました!
お寺や仏教は人の生き方や働き方、人生に寄り添うものですが、お坊さん自身の生き方や働き方はどうなっているのだろう? そんな疑問から、お坊さんの向けのキャリアスクール「TERA WORK SCHOOL」は始まりました。
これが、私たちの掲げるコンセプトです。
これからの未来を考えるお坊さんたちは、お寺のあり方や経営、檀家・ご門徒の方々や地域に対してどういった価値を作れるのか、どう寄り添えるのかを日々考えています。
お寺、地域、家族など背負うものがあり試行錯誤している一方で、他でもない自分自身(I)は、本当はどうしたい、どうありたいと思っているのでしょうか。
「お寺や仏教のことは一旦、大切に横に置いておきましょう」
この言葉は、第一期から講師を務めているエリクセン恵さんが、講義のなかで投げかけてくれた言葉です。“お寺としての正解”や“仏教としての正解”ではなく、それらを横に置いた時に、自身から出てくる言葉や思いはなんでしょう。
「お寺の未来」を考えるとき、今ある問題の解決策をつい外に求めたくなったり、他のお寺の成功事例や手法をそのまま取り入れたくなることもあります。悩んでいるときほど、不安なときほど「何かしないと」と手法を真似てみるけれど、結局疲弊したり行き詰まってしまう(実際に、SCHOOLの運営を務める水野もそうでした)。
私たちが大切にしたいのは、お坊さん自身が、自分(I)とも向き合い「自分が一体何をしたいのか。自分の根源にあるものは何か」を探り、主体的にお寺(WE)や社会(SOCIAL)と向き合うこと。本当の意味でのソリューションは、それらの関わりやバランスの中から生まれてくるのだと思います。
同じ課題を共有できる仲間づくりの場へ
私たちは「お寺の未来」に絶対的な答えを持ち合わせていませんし、答えの提示もできません。
ですが、それぞれが自坊の背景や地域性を加味した、道筋やあり方を探って見つけていくために、宗派横断的に同じ課題感、同じ目線を共有できる仲間づくりの場として、在り続けたいと思っています。
ひとりで挑戦し続けていると、心も身体も疲弊してしまって、時には抱えているものを全て投げ出したくなってしまうことも。
そんな時、TERA WORK SCHOOLが個々が挑戦していくための「拠り所」となるといいなと思っています。
実際に、第一期、第二期に参加してくださった20代〜40代の10名の方々は、それぞれがつながり合い、刺激し合い、何か新しいものを生み出したり、有機的なコミュニティに発展しています。
お寺の未来に関わる人たちは、宗派も年齢も関係なく、同じ仲間です。
また「自分と向き合う」というのは、自分に固執することではありません。スクールを進める中で、参加者同士や生活の中で多様な人たちと関わることで、私たちは日々変化しています。掴んだ自分を“手放していく”作業や、それによる変化を共有できる場はとても大事だと思います。
時には仲間を通じて自分とも向き合いながら、各自(各寺)が動いていける。そんな場を、一緒につくっていきましょう。
【オンライン無料体験会を開催します】
今回、第三期の募集にあたり、オンラインでの無料体験会を3回開催します。ゲストや本講座の講師の方々をお招きした対話会です。
TERA WORK SCHOOLに興味のある方、僧侶やそのご家族、仏教寺院のこれからを担う方。ぜひ、ご参加ください!
▶︎オンライン無料体験会の詳細はこちら
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