映画独り言。(キンキーブーツ ミュージカル)
松竹ブロードウェイシネマ「キンキーブーツ」が地元映画館で上映されると聞いて観に行った。
キンキーブーツとは
倒産寸前の伝統的な紳士靴工場が、ドラァグクイーンのローラに出会って再起していくストーリー。
映画版のDVDを持っている。今回はミュージカルを収録したものであった。
私はミュージカルというものを何度か観に行った事があるが、常に中心人物を見ているわけではない。全体を観たり、背景だけをみたり、照明をみたり。
舞台は人によって見る場所は様々だ。
カメラに視点を誘導されていくのが最初は慣れず、少し疲れた。
三浦春馬さんが、このミュージカルを観た時に電流のようなものが走り、ドラァグクイーンのローラ役のオーディションに挑み合格したことをインタビューで語っている。
三浦春馬さんはローラ役になりきるために、自宅でもハイヒールを履くなど努力されていた。
ローラ役は、歌も踊りも上手く、キラキラと輝き、肉体美も披露するという、特に難しい役だと思った。
春馬さんのローラも、全く見劣りすることなく輝いている。改めて、こんな素晴らしい俳優の芝居がもう観れないのを残念に思う。
ストーリーは至ってシンプルだが、ストーリーの展開のテンポの良さや魅せ方などは圧巻だった。
ダンスも歌も心地よい。
黒歴史の所は思い切り笑った。。面白すぎ。笑
まわりのお客様も笑ってて良かった。
私は10年ほど前にVJしていた時にドラァグクイーンの方とご一緒した事がある。とにかく明るいしダンスが上手だし、おしゃべりが止まらないし、しぐさも可愛らしい。
↑NAGOYAドラァグクイーンのみなさま
私がVJしていたイベントも、バーレスクのようにキラキラとしてセクシーなものが沢山で刺激的だった。年齢も性別も関係なく、人の目を気にせずに自分の大好きな服を着ていた。
もっと日常がこうであって欲しいな。
昔は7センチヒールが大好きで毎日履いていた。最近、服の好みが変わり、あまりヒールを履かなくなった。
でも、あまりに素敵なブーツを沢山みたら、再びヒールが履きたくなってた。
自分らしくいるために、自分の好きな服を着るって、本当にカッコいい。
音楽、ダンス、衣装などもうとにかく見応えがあって楽しい時間だった。
※誤解を招くといけないので追記。
岐阜で上映されているのは海外版、ローラ役はマットヘンリーさんです。
↓8分30秒頃から春馬さんのダンスがみれます。