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配信映画祭#偏愛ビジュアリスト
2020年5月1日よりスタートした配信映画祭。
https://haishineigasai2020.themedia.jp/
配信映画祭とは
2020/05/01〜2020/05/20 開催
全18監督の作品を集めた、完全配信の映画祭。
私は迷わず東海林監督の偏愛ビジュアリストを選んだ。色々考えさせられることが多く、少ない文字数では書ききれない思いを吐き出す。
偏愛ビジュアリストとは、東海林毅ショートフィルム選で4本の短編映画である。キービジュアルやタイトルがとても魅力的。
少しだけいきさつ。
昨年、シネマスコーレ「Yutaka Hoshino Retrospective/星能豊 特集上映」を観に行った。その時のチラシに、MIRAGE TEATREを一緒に頑張っている涼夏さんのコメント見たさにチラシをくまなく読んだ。するとそこには、私が以前から観たかった映画『ホモソーシャルダンス』の監督さんの作品が。嬉しくて紹介文を読み進めると、商業映画でしかもDVDを持っている東海林監督であった・・・ちょっとびっくり。
なんとなく運命みたいなのを感じる。笑。
というわけで、少し前に拝見させていただいてはいたものの、再度配信映画祭で胸が熱くなった。ネタバレにならない程度に書くのは難しいが、感想を書いてみた。
『老ナルキソス』(2017年)
国内外の映画祭で 10 冠を達成した作品。
内容に賛否わかれる作品かもしれないけれど、ストーリーもビジュアルもとても美しく思わず涙が出てしまった。
理解してくれる人、たった一人でもいい。いてくれたらとても救われる。
ライティングは圧巻で、俳優さんの魅力120%を引き出し、いろんなことが羨ましすぎてもう嫉妬してしまった。
『ピンぼけシティライツ』(2016年)
シネマスコーレ(映画館)で拝見した作品。モニターで見るとまた違った印象に見える。淡々と繰り返されるセリフ、星能さんの世界観に引っ張られる。5Dを構えた時の表情は鳥肌が立つ。監督と演者の信頼関係が露呈されている。
『23:60』(2007年)
かつて私もアンダーグラウンドの世界で生きていたことがある。最初の電子ズームのような動き?不思議な現実世界から仮想世界への移行。
リアルとバーチャルが混在する世界観、少々心拍数があがり途中から見ているのが苦しくなってきた。
今、リアルとバーチャルがまた違った意味で混在し、混乱し始めている私の脳内にグッサリとささる。かなり引きずりそうだ。
一体何のソフトで制作したのか誠に気になる。
『ホモソーシャルダンス』(2019年)
タイトルとキービジュアルでハートをブチ抜かれた作品。
以前金沢の映画祭で上映されていたと後で知った時は悔しい思いをした。
私も映像でダンス作品を制作しているのでとても気になっていた。
作品はセリフなし、音楽とダンスで表現。まあ見事に心情が上手く描かれている。
衣装やダンスも度肝抜く。自分の描きたいこと、制作してもいいんだ、本当にありがとう・・・という気持ちになった。
全体の感想
「映画館でもう一度観たい」