寺子屋の取り組み 2024 ④
これ、あれ、それー
いく、来る
あげる、くれる、もらう
多くの子どもたちが、英語が苦手というより、日本語でも言葉の理解ができていないのではなかと思うことが多くある。日本語も感覚で話をして、しっかりと考えたり、理解したりしていないのだなぁと、感じる。
go home / come home… 自分がいる場所によって使い分けること
give…誰が、誰に何を「与える」かによって訳し分けること
ができない。
これ、あれ、それ・・・はモノのある位置や自分のいる場所によって使い分けるものであることを実感としてとらえられていない。
塾にやってきた高校生が帰り際、私に
「先生、明日も行きます」
と、言ってくる。「どこに行くの?」と聞きたくなる。
そして、最近、代名詞が苦手な生徒が増えている。
日本語では主語をはっきりと言わないことが多い。そして、代名詞を英語ほどは使わない。
慣れないのはわかるけれど・・・
Is this your bike?
No, it isn't. It's not __________ bike.
というような問題や
You and I や、you and Ken、 English booksなどを
代名詞に置きかえるという問題がとても難しいようだ。
机上の勉強になってしまっているからというのもあるだろうが・・・
言葉を使うしっかりとした経験が、少なすぎるのだと思う。
英語の前に、日本語で「言葉が運ぶ背景」をしっかりと考える癖をつけてほしい。
そのために、寺子屋では、できるだけ小学生からの通塾をお勧めしている。そして、2024年度から、小学5年生まで「学習事始めクラス」として、英語・算数・国語のセットの授業を提供することに。
英語を学習の仕方を確認する道具として教えるー
父の時代の「かめい英語教室」のときから変わらない方針で、今年も走り切りたい。
現在、年に1度の体験講座開講中! 笑