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本当にそうだろうかー③
本当にそうだろうかー
この25年間、そう問うことが多くある。
1日に何時間も勉強しろという中学校、高校の先生方の発言
聞く度、腹が立つ、私
・・・高校なぞ、教科ごとに2時間、3時間と言われることもあって
ある卒業生が高校生のとき、
ー先生たちの言っている勉強時間を足していくと、学校の時間を合わせて23時間くらいになるんですよ。1日で、ですよ。残りの1時間で、3回のご飯食べて、お風呂入って、しなきゃいけなくなるんですよ。
なんて、呆れながら言って、笑っていたけれど
子どもたちの成長期における健康への配慮をしてほしいと思う量の宿題が出る学校もある。
そして、受験生なら、5,6時間は勉強しないと・・・なんて発言も・・・
勉強は内容の方が大切で、時間など短くても身についていたらいいはずなのにーと思う。
そして、それを鵜吞みにする親御さんたちや生徒がいて
ため息が出る。
私は、
1日24時間
睡眠時間を8時間程度確保して
学校にいる時間、通学時間、習い事の時間、お手伝いの時間、身支度の時間などを考えて・・・残りの時間で
いかにするべきことをするか、したいことをするか
できることはなにか
を、考えることを勧める。
時間も、自分ができることも有限なのだからー
いかに優先順位をつけ、いかに効率よく、できることをできるときに、すべきことをすべきときに、したいことをできるだけ多くできるかを考えることから学びは始まると、私は信じている。
そして、自分自身、学生時代にそうしてきた。
高校卒業まで
9時就寝、ほぼ9時間の睡眠を確保して
1日2時間までの勉強時間で
大学受験も乗り切った。
隙間時間の利用は積極的にした。
目標達成には、貪欲だったけれど、全部を手に入れようとは思わなかった。
テストでも、この科目は100点を目指してできることをするけれど
あの科目は、まぁ、平均点あれば・・・なんて目標も立てた。
そして、テストが返ってきたら反省をして・・・次の準備をするの繰り返しだった。
さすがに大学院時代は睡眠時間を削るしかないほどの課題に追われる日々もあったけれど、週末はきちんと寝て、きちんと遊んだ。
時間は限りがあるけれど、みんなに平等に1日は24時間ある。
それをいかに使うか・・・。
それは、最後までついてくる課題。
学校は模擬社会で、社会生活の土台を作る場所。
その中の勉強もその土台となるものだ。
人生は、取捨選択の連続。
優先順位ープライオリティーを考えることが大切。
なんでも手に入れられるわけではない。
何でもかんでも時間をかければよいわけでもない。
その中で、取捨選択
自分を律する期間を作ることが
人生を楽に、楽しく過ごす方法の第一歩だと私は、今でも信じている。
そして、生徒たちには いつも
9時に寝るのは無理!
と、言われながら・・・ポイントはそこではないことを根気よく伝え続けたいと思っている。
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