私の2023年末
郵便料金の値上げのニュースに、ため息が出た。
仕方ないことはわかっているものの、84円から110円とは何とも一気に・・・という思いと、「てらこや新聞」の送付に様々な工夫が必要になると思った。
そして、ますます文字を書くことが減り、郵便の出し方がわからない子が増えるなぁ、、、とも。
先日、郵便局に、ちょっとした苦情を言った。
父の教室で働いていた日本在住のアメリカ人の先生から毎年いただくクリスマスカード。今年は、その封筒についていたメータースタンプが逆さまだっただけではなく、住所の真横にテキトーに貼られていて、びっくり。
若い人が担当だったのかなぁと思いつつ、近所の郵便局に行くついでに、年に一度の大切な封書にそういうことがあったこと、そんな苦情があったことをきちんと局員の人に知って、注意してほしいことを伝えた。
その局のちょっとえらいさんがわざわざ出てきてくれて(そんなつもりはなかったけれど)「それは、普段の郵便でもあってはならないことだから、直接消印の局に苦情を言ってもらってもよいぐらいだ」と、言いながら、丁重に謝っていた。
親しい人、懐かしい人からの手紙は、大切なものだ。
卒業生に「てらこや新聞」を送ると
「何がうれしいって、先生方が手書きで書いてくれるメッセージがうれしい」
と、ときどき言ってくれる。
年賀状も、印刷の隙間にちょっとメッセージが書いてあるとやっぱり嬉しい。
今、いろいろな形で、相手にメッセージを伝える方法があるけれど、少々下手な字でも、手書きのメッセージから伝わるものは、格別だと思う。
手紙の文化、手書きの文化、大切にしてほしいし、大切にしたい。
なんて、書いていたら、、、、
卒業生から誕生日のお祝いが届いた。
付箋に手書きのメッセージが添えらえていて、海外生活の長い彼女、相変わらずひらがなが多く、ときどき意味不明だけれど、やはり、これがあるだけで、中身の重みが違ってくるなと、改めて感じた。