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教えることは学ぶこと 2023年 ②

昨日、在塾生&卒業生の有志とスタッフでの大掃除&忘年会を終え、2023年の寺子屋かめいの営業を終えた。

今年の大掃除は、4年ぶりに忘年会付で開催され、改めて、私が約24年前にしたかったことを思い出す時間となった。

2000年3月6日に開校した「寺子屋かめい」も来年の3月6日から25年目に突入する。

24年前、9年前まで父が経営していた「かめい英語教室」を「寺子屋かめい」として再開するにあたって、私は「コミュニティーセンター」のような塾にすることを夢見ていた。

少子化で、核家族が主流の昨今、地域で子どもを育てるためにも、そして、地域で子どもたちが育つためにも、「寺子屋」を子どもたちが少し上のお兄ちゃん、お姉ちゃんを見て、あこがれたり、想像したりしながら育ち、お兄ちゃん、お姉ちゃんたちは、少し前の自分たちを思い出しながら、自分たちが歩んだ道を確認するー

そこで、大人たちも子どもたちを取り巻く現状を知り、学ぶー

そんな環境にしたいと思っていた。

その中で、3年目の終わりに完成、4年目から使っている現在の校舎の完成を機に始めた生徒、卒業生、スタッフによる大掃除は、その様子を見て、私による塾の再開に大反対した父が、ようやく私のしたいことを理解してくれた行事でもある。

今年は、幼稚園児が1名、小学生が3名、中学生が2名、大学生が3名、卒業生が2名、スタッフが6名参加。去年までに比べて少し寂しいものとなったけれど、皆で、掃除、食事、おしゃべり、ゲームをして過ごしながら、やっぱり、これは続けたい行事だと思った。

話を聞いてくれる人がたくさんいるから、一人で大声で話し続ける小学生くん、それに、注意しても注意しても汚い言葉も含めて突っ込みを入れる中学生ちゃん、それを、文句ひとつ言わずに、聞いて、ときどきチャチャを入れながら笑っている小学生ちゃんと中学生くんー 大きな声に耳を抑えながらも、平気な顔をしている小学生くん。

それに笑い転げたり、言葉遣いに注意を入れたり、質問したり、突っ込みを入れたりする、卒業生&スタッフ。そこに、話しかければきちんと答えるのに、スマホをいじり続ける大学生たち。

それぞれに、課題も、評価点も見つかる1日だった。問題は、スマホでも、コミュ力の弱い若者でもなく、私たち自身だと改めて反省もし、次につながる1日でもあった。

私の夢の実現には、必要な行事だと改めて思っている。

#かなえたい夢

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