ほぼ20年ぶりのニューヨーク 番外編❸
外国への興味
友人の小学2年生の息子さんの興味が、歴史や日本全般に及んでいて、びっくりしました。そういう興味ってどこから出てくるのかーと、考えていくと、やはり日本の中学校、高校の英語の教科書は残念な教科書だな・・・と思います。
今、中学生・高校生の英語の教科書、日本人の偉人というか、有名人のお話や、「原爆」や「はやぶさ」や「桜」のお話など、日本関連のお話を英語で読むというものが主流になっています。落語を英語で読むという課題も以前あったものです。
それは、英語で読むより、日本語で読んで理解を深めてほしい内容です。そして、それをきちんと他の人に伝えられる若者が増えてくれることを願っています。
でも、外国語を習得することはゴールではなく、通過点、もしくはスタートラインです。外国語学習は、知らないことが世の中にはたくさんあることを知るきっかけでもあります。その外国語が話される文化圏のお話を読み、興味を持ち、自分で調べる、もっと言葉だけではなく、いろんな社会のことを勉強しようと思う・・・なんていう循環に持っていく、きっかけを与える教科書であってほしいのに、と、長い間、やるせない気持ちを抱いてきました。
そして、アメリカの8歳の少年の興味の深さと、その興味の持ち方の自然さに、改めて自分の国の外国語への取り組みの課題を突き付けられたように感じています。
ちなみに、お土産に持って行った英語版の漫画「ONE PIECE」ー2年生くんに好評だそうです😊
つづく
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