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ニートの歩き方 pha

著者の「しないことリスト」(だいわ文庫)に感銘を受け他の本も読みたくなり図書館で借りる。ニートのライフハック術。2012年に初版発行されているので少し古い世相もある。

一日の時間割
やはり自炊されている。
インターネットも大事な資源みたいだ。

高校時代に暇潰しにゲーム感覚でもくもくと受験勉強をやっていたら偏差値が上がって、京大に行ったらしい…すごすぎる。この人の文章は読みやすい。

僕の心の中で、次の三つの条件を満たせたら仕事を辞めてもなんとかなるんじゃないか、という基準があった。その三つは「人とのつながり」「暇潰しにやること」「最低限のお金」だ。

ネットで得られる三つのもの P47

いちばん大切なのは人とのつながりで、人とのつながりが豊かで充実していれば、暇潰しにやることと最低限のお金は自然に後からついてくるものだと。

いまはインターネットがあるから、リアルでつながるのが苦手な著者も大丈夫な自信みたいなものがあったらしい。


「居候」について

居候する際は居候させてくれる人に常に感謝の心を持ち、家事をきちんとこなしたり相手の感情に気を遣ってあげたりして、「この人が居候してくれてよかった」と思われるようにしよう。

住居について P175

この気持ちは以外と忘れがちなんじゃなかろうか。


その他、ニート論みたいなものも書いてあっておもしろかった。ニートのためのブックガイドも。

いろんな本や著者、自分が興味がある「界隈」の人たちが紹介されていた。確実にこの「界隈」はあるなと、思ってしまった。




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