生きる意味ってある?ない?

まずそもそも私たちが生きる意味があるのかしら?それとも、ない?

私が苦しみのどん底にいたとき、希望をもたらしてくれたのはこの言葉だった。

「天上天下 唯我独尊」(てんじょうてんが ゆいがどくそん)

今は暴走族が減っているから特攻服やバイクにこの言葉を見かける機会は少ないけれど、

たまに日常会話でも「あの人は唯我独尊的だから」とか、「自分勝手」「うぬぼれ」という意味で使ったりしますね。

でもそれは誤用で、本当の意味は

「天上天下」は「この広い宇宙の中で」

「唯我独尊」は「人間だけにしか果たせない生きる目的がある」という意味。

この言葉は誕生偈(たんじょうげ)の一節で、続きがあります。

「三界皆苦 吾当安此」(さんがいかいく ごとうあんし)

「三界皆苦」とは「悩みや苦しみの尽きない世界で」

「吾当安此」とは「私(お釈迦様)はこの世で本当の幸福になった」

ということで、お釈迦様が生きる目的を知って果たした喜びの宣言です。

お釈迦様がたくさんの説法をされたり、お経を残されたのも、

たくさんの人たちに生きる意味を伝えたい、知ってもらいたいという強い喜びの気持ちから。

「喜び」と「伝えたい気持ち」は表裏一体。

生きる意味はあるんだよ!!

私はnoteを通して仏教のすばらしさを紹介したい、そう思ってます。