重力と仲良くする感覚
こんにちは☻
ピラティスインストラクターの寺田マリです。
今日は真面目に、ピラティスのエクササイズで大切にするとちょっと良い話をしたいと思います。
数日前から痛めてしまった僧帽筋のおかげで、ずっと頑張っていたセルフ姿勢改善チャレンジとバレエは2日ほどお休みしました。
治療家さんの施術のおかげで少し良くなってきたので、今日から少しずつ動くことを再開し始めたところです。
タイトルに有るように、私はピラティスのエクササイズは重力と仲良くすることだと思っています。
これはピラティスに限らず、バレエでも大事な感覚だと思いますが、案外仲良くするというより、重力に逆らうことを大切だと考えてる人って多いんじゃないかなと。
たしかに、お尻のお肉や、顔の頬の肉がたるむ、垂れるというのは特に女性は嫌だと思うもの。そこは逆らいたいと思うのはわかるんです。
バレエではよく、”身体を引き上げる”という表現を使いますが、これは決して重力に逆らえということでは無いんです。
重力と仲良くならないと、引き上げることはできません。
私の僧帽筋の痛みは、過剰な筋収縮によるもので、痛みを伴っている以上ある程度安静が必要になります。
ただ、全く動かさないわけには行かないし、背骨の動きが制限されやすいからこそ、あまり負荷をかけずに動かす必要があると感じました。
背骨の動きで大切なのはアーティキュレーションと呼ばれる、分節的な動きです。
分節的というと難しくなりますが、つまり、背骨一つ一つを丁寧に一個ずつ動かすようにすることで、イメージとしては、パールのネックレスのパールをひと粒ずつ並べていくような感じの動きになります。
そういった動きをより効果的に行うために、重力と仲良くします。
つまり、”ぶら下がる、ぶら下げる”という感覚をうまく利用するのです。
高いところに持ち上げた状態から
重力を利用して、”ぶら下げる”。
落とすというよりも、置いていくような感覚。
重みを感じて、うまくコントロールする…余計な力で身体を固めてしまうのではなく、まるでまだ温まった状態の飴細工がびろーんと引き伸ばされるような、そんな感覚を味わいながらエクササイズを行います。
動きがなめらかになるだけでなく、骨と骨のスペースまで広がり、心地よささえも感じることができます。
脚や腕の重みをぶら下げる、それが心地よい負荷になることもあります。
背中を床に預けることも、しっかりと重力と対話する感覚がありますね。ただ、寝ているだけではもったいない。重みを感じるって素晴らしいことなんです。
重力って普遍です。ずっとあります。
だから、もっと大事に考えて、仲良くしてあげて良いと思います。
逆らうことばかり考えないで、仲良くなることをオススメします☻
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