stand apartだけど、心の距離感は別問題☺︎
こんにちは☺︎
ピラティスインストラクターの寺田マリです☺︎
今日で自粛明け、ちょうど1週間経ちました。
その中で感じたことを書いていきます。
思っていたより、人が多い…
これはおそらく、私が本当にこの2ヶ月間、自宅から半径1キロ程度の場所でしか生活していなかったから感じているのかもしれないけれど、世の中は、私の予想を遥かに上回る人の多さだなと。
ソーシャルディスタンスであるとか、密集を避けるとか、考えながら行動していますが、電車なんかは本当に難しい。
たしかに、以前のような押しつぶされるほどの思いをして電車に乗ることは無いですが、"あ、人近い…"と感じます。
親しい人との距離が近いのは、お互いの信頼関係もあるので、全然怖くないんだけど、電車で隣り合う他人との距離の近さにちょっと怖いなと思ったのはびっくりで。
でも、これって本来の人間としての肌感覚が戻ったと言えば、それもそうなのかも。
みんなもう限界だったんだな…
これは仕事に復帰して思ったことですが、レッスンが再開されると、こちらも想像を遥かに上回るお客様が集まってきました。
おそらく、みんなもう、辛抱しきってしまったんだな…という印象です。
仕事の関係で、不要不急の外出や人との接触を極力控えなければならないという方はかなり早い段階からレッスン参加を自粛されていました。
3月からまるっと3ヶ月間、休会されていたという方も多かったです。
ピラティスがご自身の身体の定期的なメンテナンスとして、リフレッシュの良い機会として、生活の中に取り入れられていた方は特に辛かったと思います。
自分へのご自愛タイム、ご褒美タイムがスタジオで過ごす時間だった人も、辛かったでしょう。
営業再開に伴い、レッスンに参加されるお客様は本当に心待ちにされていたんだと思います。
みなさん真面目に、おうちでじっと待ち続けてくださった分、久しぶりに過ごすスタジオでの時間はとても愛おしいものだったでしょう。
その声に応えるべく、私も初日からフルスロットルで仕事に臨ませていただきました。
もちろん3密防いで、手洗い消毒、マスクとキープディスタンスはマストです。
レッスンのライブ感はやっぱり良い
2ヶ月間現場での対面レッスンを全くしてこなかったなんてのは初めてで。
スキル落ちちゃうかなぁとか、テンション上げられるのかなぁとか、いろいろ心配しました。
でも、オンラインレッスンなど全くレッスン指導から離れたわけではなかったし、何より相手がたくさん居るとなると、それなりのテンションで臨むことが自然と出来ていました。
以前のnoteでも書いていますが、私は、レッスンはライブだと思って常に臨んでいます。
生徒さんの反応を見ながら、エクササイズの強度に緩急をつけ、高みに連れて行きたい時はちょっと煽るように、楽しみながらも"やった感"が得られるようにしてみたり…
生徒さんたちにレッスン中にかける言葉も真面目にしおらしくというよりは、"いけいけー!やっちゃえー!"な感じかもしれません。
それで、あと一歩前進できるパワーが出せたら、こんなに嬉しいことはないわけですからね。
そして、心地良い疲労と爽快感を必ずお持ち帰りいただけるように、毎度エクササイズプログラムはその場の空気感で決めています。
テーマとしては事前に考えて行ったりしますが、基本的にはアドリブです。そんな部分を共に楽しんでもらえたら嬉しい。
実際に現場の声を聞いても、"ここに来ないとやる気が出ない"というのが皆さん本音みたいです。
まとめ
2ヶ月間の自粛生活と、その後のニュースタンダードな生活。その中で最も意識するようになったのは"人との距離感"でした。
目に見える距離は変わるけれど、心の距離感が変わるわけではない。
立ち話をする時は離れないといけないけれど、むしろ心の距離感ならぐっと縮まった人なんかも居るわけです。
ただ、心の距離感を近づけるには、その人に興味を持ち続けることが必要。それはどんな状況においても、変わらず大切なこと。
"触れられないかもしれないけど、心はすぐ隣にいて、手を取り合ってる"
それが実感できたので、きっとこれから先もがんばれる☺︎