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ライティングガイドを作ったお話
こんにちは、プロダクトデザイナーの寺田です。
今回はライティングガイドの作成と活用までのお話をします!
ライティングガイド作成のきっかけ
入社当初はライティングガイドがなく、以下のような課題を感じていました。
複数プロダクトがありそれぞれ表記ゆれしている
テキスト作成時に既存画面を確認するため時間がかかる
ちょうど半期の目標設定に悩んでいたため目標のひとつにも入れて、いざライティングガイド作りスタート!
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どんな風にすすめたか
まずはスコープ決め
デザインチームに相談しながらガイドラインの対象範囲を決めました。
ユーザーから見えるプロダクトのテキストのみを扱う
プロダクト横断で使えるものだけを定義する
HRBrainには複数プロダクトがありドメインもプロダクトごとに違うため、まずは横断で使えるものを定義することにしました。
また認識を統一するためにスコープ内・外の具体例も記載していきました。
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困りごとをヒアリング
テキスト作成時にどんな困りごとがあるか?表を作りデザインチームメンバーから集めていきました。
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困りごとを洗い出し定義したほうが良さそうな単語、ルールを決めていきました。
もくもくとルール決め
困りごとの後はUXライターが発信している記事や他社のライティングガイドなどを参考に単語・ルールを定義していきました。
noteでは主にこちらを参考にさせていただいてました!
デザインチーム、他職種へ展開
ガイド作成後はデザインチームへ展開し議論していきました。
ガイドに対しての心構えなど方針を明示していたのもあり、議論はそこまで散らばらずスムーズに進めた感覚がありました。
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その後はさらに開発・PdMチームへ展開しフィードバックをもらい更新していきました。
そしてついにライティングガイド運用開始!
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使ってもらうために
作ったら作りっぱなしを避けるため、職種を問わず誰でも疑問点や困りごとを記載できるようにガイドラインページに「相談したい」の欄を作りました。
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そこに記載された場合はデザインチームメンバーで定例にて議論し、その後slackの開発チームチャンネル(デザイナー、PdMもいる)で新たに定義した内容を展開しています。
またなるべく定着できるように、週1回の開発定例でライティングガイドの読み合わせも行なっています。
学び
ライティングガイド策定時にアクセシビリティ観点が弱い部分があり、開発の方からヘルプへのテキストリンクについてフィードバックをいただきました(感謝!)
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こちらはリンク先があることがわかるような表現にし、「{リンク先の簡潔な説明または名称}はこちら」に定義し直しました。
この経験から取りかかりやすい他社のライティングガイド記事だけでなく、本質的な理解のためにWCAGといった一次情報や技術文書も参照していくべきだと学びました。
(つい目を瞑りがち( ˘ω˘ ))
今後
現在の成果として、ガイドラインがあることでUI作成時の表記の迷いが減ってきたと実感しています。
今後は、開発チーム全体にアンケートを実施し定着度と課題を把握していく予定です。またアクセシビリティ観点の強化とともにガイドラインを継続的にアップデートしていきたいと思います。
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