奇蹟の福に感謝をこめて
御縁に感謝です。
生徒の皆さまが、筆文字(己書)を楽しみながら描いておられる姿にふれることをありがたく感じます。
この時に、「自分もお役に立っている」と感じられるからです。
自分自身も、描いている時は楽しんでいます。
その“楽しみ”が“作品”となり、その“作品”が、どなたかの喜びになったり、癒しになったり、希望になったり、勇気になったりした時に、あたたかい思いが伝わってくるからです。
筆文字を描く人はたくさんおられますが、僕の作品に心を響かせてくださる方、一度描いた作品を大事にしてくださる方、何度もオーダーしてくださる方がおられることには、ただただ感謝しています。
6月に、ある方から「フクロウの絵の入った作品」を5枚、オーダーいただきました。
せっかくなので、気に入った作品を“選択”していただこうと思い、10種類の作品を描きました。
僕自身、フクロウを描くことは好きでしたし、「この機会に、いろんな種類のものを描いて、自分のレパートリーを増やそう」と思いました。
描き降ろして、納品。
どれも気に入っていただき、「選ぶのに困る」と言いながらも5枚を選んでいただきましたが、最終的には「全部いただきます」ということになりました。
そして数週間前。
別の方から、「100歳のお祝い」の贈りものとしてオーダーをいただきました。
作品には、「フクロウを入れる」という御指定がありました。
そこで、前回の“10種類”の中から、僕個人としても気に入っていたタイプのフクロウを描かせていただきました。
なんと、このフクロウが、“贈る対象の方”に激似だということで、御注文者さまからとても喜ばれました。
さらには、この作品を観た別の方が、「このフクロウ、気に入った!」と喜んでくださりました。
作家としましては、自分の作品、作品に出てくるキャラが気に入られることほど嬉しいことはありません。
筆文字業を始めて間もなく出店したイベントで、僕のオリジナルキャラが、初見さまに一目惚れされたということもありました。
世の中には、お地蔵さんを描く筆文字作家さんはたくさんおられますが、僕の描くお地蔵さんが一番好きとおっしゃった方もおられました。
ある意味で、僕というクリエイターが惚れられるよりも、僕が生み出したキャラクターが惚れられることのほうが嬉しいと思う気持ちが強いです。
そんな想いを、今朝の作品に込めました。
この記事を公開したところ、重吉陽一郎さんのマガジンに加えていただきました。
作品だけでなく、僕の“ことば”も気に入っていただき、ほんとうにありがとうございました。
フクロウが導いてくれた奇蹟に感謝です。
今回の奇蹟の数々を励みとして、これからも、たくさんの方の心に響く作品を生み出していきます。
ちなみに、このフクロウの功績を讃え、フクロウのレギュラー化が決定しました。
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今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
皆さまの心に、キラッとしたものをお届けできれば幸いです。
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