へろへろnote

風邪がぶりかえした。
スペインに着いてから何回目だというぐらい風邪をひいている。
今日あたりからようやく治りそうでほっとしている。
 

スペインあるあるが発動され、まさかの今の今になって大学院に正式入学できるかわからなくなっている。もう再来週から始まるのだが、私の大学院行きは未だに宙ぶらりんだ。
どうやら、こいつは日本で大学を卒業していないと思われているようだ。オモロガシオン（エキバレンシア）をし、スペイン文部省認可の書類も出したのだが見ていないのだろうか。同じ大学の教育学部は大丈夫だったこと、アンダルシア州の中央システムできちんと合格になっているので、今回はどうかしているとしか思えない。人類学部の教授が心配するなと連絡をくださった。わけがわからないが、連絡を待つしかない。
 
 
でも、そんなことはどうでもいい。
 
今はただ、彼の地に住む大切な人たちの無事を祈っている。
 
予備役に呼ばれた人、今この瞬間もシェルターにいる人、住んでいる家が攻撃を受け、軍が救出に来るまで隠れていなければならなかった人たち。
皆、今日は食料が無事手に入っただろうか。

私はというと、彼らから届くメッセージやビデオ電話で話を聞いたり、何か癒しになるようなものをと言われてロバの写真を送ったりするぐらいしかできていない。

結婚式出席のため、本来であれば今週彼の地へ行く予定だったが、飛行機はキャンセルになった。結婚式については言わずもがな。

1973年以来の惨劇。と書いたところで、4年住んだだけの私はしょせん何にも知らないのとおんなじだ。そんな私の中でもうまくバランスをとれていないのに、彼の地の人たちの心情はいかほどか。
 

どうか、どうか、どうか
皆無事でありますように。