『ドラゴンボール ザ ブレイカーズ』感想とトロコン
『ドラゴンボール ザ ブレイカーズ』を早速プレイしています。
『ドラゴンボール ザ ブレイカーズ』とは
『ドラゴンボール ザ ブレイカーズ』はオンライン非対称型アクションゲームです。非対称というのは『Splatoon』や『スマブラ』のように同じ条件で勝負を行うわけでなく、かくれんぼや鬼ごっこのように人数や勝利条件が異なるゲームのことです。
有名な作品だと一人のキラーと4人のサバイバーで行うサバイバルゲームの『Dead by Daylight』などがありますね。
『ドラゴンボール ザ ブレイカーズ』では1人のレイダーと7人のサバイバーに別れて戦います。サバイバーは起動キーを集めてタイムマシンを起動し脱出すれば勝利、レイダーはサバイバーの脱出を阻止すれば勝利です。
レイダーで選べるのは魔人ブウやセルといった『ドラゴンボール』の強力な悪役たち。サバイバーはキャラメイクで作った一般市民です。サバイバーの場合はスキンによってブルマやウーロンといった『ドラゴンボール』で比較的非力なキャラクターの見た目にもなれます。
サバイバーは一般市民なので抵抗する術はありますが、レイダーの前では殆ど無力です。出会ったらほぼ確実に倒されてしまうので見つからないように逃げなくてはならない…鬼ごっこですね。
本作のユニークな点は変身(ドラゴンチェンジ)。悟空やピッコロといった超戦士の魂の封じられたトランスボールと呼ばれるアイテムを装備し、バトル中にチェンジパワーを集めることで超戦士の力を使うことが出来ます。逃げ回るだけだったサバイバーがドラゴンチェンジすることで飛び回ったり強力な技でレイダーを攻撃することが可能になるわけですね。
なんとレイダーの体力をゼロにするとサバイバーの勝利になります。
クロスプレイは不可なので、友人と遊ぶ場合は相手の機種が何なのかをきちんと確認しましょう。
感想
簡潔にまとめるとバトルは楽しいけどマッチングが遅すぎるですかね。
レイダーであってもサバイバーであっても退屈したり理不尽に感じる場面が(今のところ)なく、緊張感たっぷりのバトルが楽しめました。操作やシステムも分かりやすく、プロローグという物語形式のチュートリアルもあるのでて小さい子供でも楽しめると思います。
しかし、マッチングが遅すぎる…。公式からも発表されている通りバグらしいです。やっとマッチングしたかと思ったら画面が進まずに数十分待たされて切断で終わった時は呆れました…。
平均マッチング時間が表示され、現在の環境だと1分らしいですが大体5分かかります。バトル自体は早ければ一瞬で終わりますが、マッチング時間も含めて一試合全部で平均15分~20分くらいかかると思った方が良いでしょう。『Splatoon3』の直後なので長く感じますね…。
ニンテンドースイッチでもプレイ出来るくらいなのでグラフィックは微妙です。シナリオ中心じゃないですし重くなっても困るのでこれくらいでも良いと思いますけどね。
立ち回りや戦略をしっかり理解しているわけではないですが、基本レイダーが強いけどサバイバー同士の連携が上手く決まるとあっさりレイダーが倒されるのでバランス良いのではないかと思いました。レイダーは優先設定にしてもなかなかなれないので、なれた時に高確率で勝てるくらいの強さが丁度良いと思います。非対称だと平等の勝率にしてもつまらないんですね。
トロコン
『ドラゴンボール ザ ブレイカーズ』はプラチナトロフィーが存在します。オンラインゲームはないことが多いので嬉しいですね。
トロコン難易度は低めだと思います。
フレンドがいればさらに簡単です。
ただし時間はかかります。
バトル中に取れるトロフィー
まずは、コスチュームを変えたり、スタンプを送るといった1秒で取れるトロフィーや複雑な条件で勝利するトロフィーなどバトル中の行動で取れるトロフィーの話です。
レイダーは1人なので勝つのが大変ですがサバイバーより強力なので、ルールを理解すれば何度やっても勝てないということはないでしょう。サバイバーは仲間がいるので上手いプレイヤーと一緒になれば勝てます。
どちらにせよ上手い人と不得意な人が混ざった早い段階でプレイした方が良いと思います。オンラインゲームなので人がいなくなったりサービスが終了したら終わりです。バンダイナムコのオンライン対戦のジャンプゲーム『JUMP FORCE』が3年で販売終了してますからね…。気を付けないと…。
『JUMP FORCE』の場合はランクマッチのトロフィーだけが入手不可になったそうです。『ドラゴンボール ザ ブレイカーズ』のサービスが終了した場合にフレンドとの対戦が出来るようになるかも不明です。
アップデートでバランス崩壊してレイダーかサバイバーのどちらかが全く勝てなくなっても困りますしね(逆に取りやすくなるアップデートもありますが)。トロフィー狙いならお早めに。
『FallGuys』のように〇連勝という鬼畜トロフィーもないので回数をこなせばそんなに時間をかけなくても取れると思います。上手い人なら10~20回バトルすれば殆ど取れてしまうのではないでしょうか。さらにフレンドとマッチングすれば非常に簡単に取れると思います。
一つ気になるのが、味方のシグナルに返答することが条件の「ひ、ひとまず了解!」というトロフィーです。サバイバーはL1ボタンを押すことで味方にシグナルを出して状況を知らせられるのですが、これを使ってる人を見たことありません。チュートリアル(プロローグ)でも説明された覚えがないので皆さん知らないのではないでしょうか?
シグナルを送ってもらわないことには始まらないのでフレンドが居ない場合は最難関のトロフィーになる可能性があります。シグナルを送るトロフィーは取得率が24.7%なのに対し、シグナルに返答する方は2.2%なことからも難易度の高さが伺えます。
数値系のトロフィー
そして〇回△したというような数値系のトロフィー。本作はこちらとバトル中に取れるトロフィーの二種類に分類されますね。
実はレイダーもサバイバーも「50回マッチする」というトロフィーがあるので、トロコンには最低でも50+50=100回マッチをする必要があります。前述の通り難易度は高くないので100回も戦っているうちにバトル系のトロフィーは取れてしまうと思います。
一試合平均15~20分と書きましたので、20分として20×100=2000分…つまりトロコンに最低30~40時間くらいはかかるということですね。さらにレイダーはマッチングの際に優先設定にしてもなかなかなれません。体感としてはレイダー優先にした場合でサバイバー8レイダー2くらいの割合です。50時間以上は見ておいた方が良いのではないでしょうか。
「スキルを+20まで上げる」とか「レベルを30にする」などもあるのですが、いずれも上記のマッチ回数を取得する過程で取得できると思います。そういえば、トレーニングは『スマブラ』感覚で練習メニューなのかと思ったらスキルアップのことでした。ややこしいですね。
物語系のゲームではないので長時間プレイする場合はバトルが合わないと苦痛だと思います。『Dead by Daylight』のようなゲームが好きなら間違いないと思いますが、トロコンを目指している場合はご注意を!
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