朝日と朝活と孤独解消
僕は色々な理由で復帰活動をしていたり、コミュニケーションをとることが難しくなってしまったとき、とても寂しかった。
寂しさを長く感じているとだんだん息苦しくなってきて、物事に集中できなくなる。
そしてだんだん距離感や会話のキャッチボールが不安定になってくる。
久々に人と会話してみると、自分の事やこの状況から脱出するために一人淡々と部屋で調べ上げた知識をこれでもかと夢中になって披露してしまう。
僕はこのバランスの取れない恐怖から一時的に離脱するために、運動をする。アフリカでインパラがライオンから逃れるかのように走りまくっていた。
多い時では朝の川沿いを10km走っていた。
得体の知れない恐怖から逃げるために。
ただ僕は客観的に自分が猛烈に走っている様子を見れていない。ただ一つ言えるのは、恐怖から逃げているという心理状態だ。
周りでウォーキングしていたりする人からの視線をとても感じた。
当たり前だ。
リラックスしている人と恐怖から逃げている人とでは全く波動が異なる。
それに走っている人はそこまで多くない。
色々な逃避行動を試すうちに、最終的に辿り着いたのがトレーニングジム。
走る以外に筋トレを取り入れた。
筋トレジムでは筋肉の回復のため一回一回各自インターバルを設けている。
ゆっくりとした落ち着いた波が漂っている。
みんなと同じ空間で、みんなと同じ動作をする。最初は筋トレのペースがせかせかして、空間内での自分の波が異様にずれているのを感じたが。
共振効果なのか、その空間内での波が全体と合ってくる。
最初は恐怖からの逃避行動として始めたことが、最終的に皆んなと一緒に同じことを、同じような波長でやることで安心感が増し、いつの間にか孤独感や不安感が減っていた。
日中の活動にも集中できるようになった。
会話はなくとも、同じ空間で、同じことを、同じ波長で行えるような所があれば、最初の復帰スタートを切るための補助になりそうだと思った。
こういったところを聖域と名づけて、他にも色々なところを生活のリストに入れていきたい。
今日の日記は完了。