次回の旅行が快適になるよう、夫婦でバルセロナ、パリ旅行をふりかえってみた🇪🇸🇫🇷
人は忘れる生き物。どれだけ印象的なことでも数年後は忘れているし、思い出せないことがある。
次回の旅行で見返せるように、夫婦でした旅行の振り返りをnoteにまとめておく。
海外旅行の事件の数々は自分の当たり前を壊して再構築してくれるから一回り大きくなれたと思う。
気づけば20代終わって、30代。いつまでも変化に対応できる人でありたいたいと思う。
今回の旅行は「大阪→バルセロナ→パリ→大阪」
航空券はエコノミーで約67万円とゴールデンウィーク価格。フルタイムで共働きのわたしたちは、この時期にしか行けないので、居酒屋で酔って感覚が若干麻痺している時にノリと勢いで航空券をポチった。
時間を無駄にしたくないので、ネットで事前予約できるものは全て予約した。
パリの観光地は非公式なものだと詐欺サイトもあるみたいで、非公式で購入したチケットはキャンセルした。(諸説あり)
エッフェル塔の予約が出来なかったのが悔やまれる。
◇日本でネット予約したもの一覧
◇旅の目的
ご飯や観光地の備忘録は後日に譲ることにし、直面した5つの事件について触れてみようと思う。
事件とは大袈裟な•••と思われるかもしれないが、私たちにとっては間違いなく事件でした。
現在までに私はハワイ、バリ、ダナン、プーケット、台湾、韓国、妻はハワイ、バリ、香港、台湾、フィリピン(1年留学)の経験があったがヨーロッパ旅行は初めてかつ、5年ぶりの海外旅行ということもあり、不安があった。
①キャリーケース事件
7泊8日の旅行に機内持ち込みできるサイズのRIMOWAのCabin2つで旅行に出かけた。
空港で周囲を見渡してもCabinサイズのキャリーケースの人はほとんどいない・・・。そう私たちはお土産のことを考慮に入れず出かけたのだ。(バカである)
2つのキャリーケースはすでに荷物でパンパン。
予想通り、お土産が入らない・・・
Barcelonaでバックパックを買って解決したんだけどもそれでもギリギリ。
十分な量の服と十分なお土産を詰めるためには、check-in Lを2個持っていくくらいがいいと思った。
航空会社の手荷物にも下記のように書いているではないか。
初歩的ミスで後悔したので、次回の海外旅行は3辺の和が158cm程度のキャリーを持っていくと強く誓った。
②接続便に間に合わない事件
航空券はアシアナ航空で購入した。そして出発当日の明け方にアシアナ航空からこんな連絡が。
接続便の仁川→ バルセロナが11:50発なので「接続便に間に合うわけないやろ!!!」と夫婦でパニックに。
問い合わせすると夜中で窓口が閉まっていて繋がらない。そこで、夜中1時に知り合いのCAに電話したり(快く対応してもらえた🥹)、関西空港に問い合わせてみた。関西空港の受付の方がこちらの不安を察して優しく声をかけてくれたのが嬉しかった。
「接続便も込みで同じ航空会社で通しで買ってるなら待ってくれるよ!!!知らんけど!!!」とのこと。
不安の中、一旦寝てから、とりあえず空港へ。
空港に着いて、チェックインカウンターでアシアナ航空のスタッフを捕まえるために必死で人混みかき分けてあたふたしてたのだけど、パニックなってるのはわたしたちだけ。
周りの人は冷静だったので、みんな旅慣れしてるのね、、、
結論、仁川→バルセロナの接続便は出発を待ってくれるとのこと。
無事に1時間半遅れで仁川からバルセロナへ出発。
同じ航空会社で通しでチケットを購入した場合は、遅延の時は接続便待ってくれるというのは、わりと当たり前のことみたい。
旅行慣れしてない私たちはパニック状態だった。夫婦喧嘩も勃発した。
この経験で旅行レベルが1つ上がった気がした。
③サンセバスチャンに行けない事件
4月19日にFCバルセロナからこんな連絡がきた。
いやいや待て待て!
日程が確定した試合が変更になるの?
日本ではまずあり得ない。(この感覚がダメなんだろう。日本人。)
というのも試合日程が変更になった4月29日は美食の街サンセバスチャンに行く予定で航空券も購入済みなのだ。
「FCバルセロナの試合が絶対見たい旦那VS美食の街サンセバスチャンにいきたい妻」の夫婦喧嘩勃発。
結果的にサンセバスチャンを諦めたのだが、バルセロナ→サンセバスチャンの航空券はキャンセルできなかったので日本円で約5万円をドブに捨てることに・・・😢
海外サッカーは日程が変わることもあると頭の片隅に入れておこうと思う。
④ホテルにドライヤーがない事件
バルセロナでの出来事。ドライヤーがついていないホテルに1泊することになった。
バルセロナで土砂降りの雨に見舞われて、水たまりで靴の中まで浸水、ポンチョをかぶっても雨の勢いがすごくて、びしょ濡れの状態になったので髪と靴を乾かしたい。でもドライヤーがないのだ。
バルセロナに住んでる友人曰く、バルセロナで土砂降りは滅多にないそう。
黄色いポンチョをかぶって道を歩いていたら、たくさんの人に笑われた。現地の人はあまり傘をささないらしい。そんな妻をオカレモンちゃんと名付けた。
バルセロナVSヴァレンシアの日程変更の関係で追加でとった安宿だったので仕方がないと思ったが、ドライヤーはない、シャワーの扉は故障している、壁は薄くて隣から声が聞こえるしで最悪。
フロントがないホテルで、ホテルを予約したサイトのbooking.comでホテルに直接問い合わせするもスタッフからの返事がない。
(宿泊後レビュー書いて!って自動配信であろうメッセージがきて、ボロカス書いてやろうと思ったが、そんなことに時間を使うのはもったいないと思いやめた)
海外でホテルをとるときはドライヤーの有無も確認しようと強く誓った。
⑤ミシュラン剥奪事件
「せっかくパリに行くならミシュランでご飯食べたいね!」と妻から提案があって、数あるパリのミシュラン店の中からASPICというお店を予約した。
お腹を空かせてベストコンディションにするため、
予約当日は朝からパリの街をランニングして入念に準備をした。
ついでにパリ1区にあるヴァンドーム広場に行って結婚指輪のChaumetトルサードのシンボルの前で記念撮影して妻ご満悦!!
体も妻の機嫌もベストコンディションでパリ市街地からタクシーで移動して、お店に到着!
コース料理にワインペアリング付きでお願いした。全部で380ユーロ(日本円で63,000円)ほどでミシュランにしてはお財布に優しいお店。
そして妻は私に問いかける。
「ミシュランのマークがなくない?」と。
店の中をキョロキョロ見渡すもないのだ。せっかくパリに来たしミシュランで食事をと思っていたが、お店に確認したところ、予約時はミシュランだったが訪問時にはミシュランが剥奪されたそうだ。
それでも心からのおもてなしは好感度が高く、サービスよし、ペアリングよし(ペアリングのワインは4杯だったが合計6杯くらいサービスしてくれた)、料理もよしで大満足して店を後にした。
最後にキッチンも見せてもらった。
お茶目な店員さんばかりで応援したくなるお店だった。
振り返ってみて
旅行に事件はつきものだが、そのトラブルも非日常感があって、クリアするのが面白かった。
日本語とタガログ語と英語はできる夫婦だが、スペイン語とフランス語はさっぱり。
フランスでは英語のメニューがないことも多く、そんな時に役立ったのがGoogleレンズ。
日本は英語、韓国語、中国語メニューなどを用意しているお店が多い。日本人は優しすぎるとわたしは思う。
優しすぎるがゆえに、旅特有の不安や不足を乗り切ったときのなんとも言えない達成感や満足感は得られにくくなるのではないか。そんなことを考えた。旅は不足感が付加価値になる。
何はともあれ、事故なく旅行を終えることができてホッとした。次はどこに行こうか。
この旅行のおかげでアメックスのプリファードカードのキャンペーンなどで20万ポイントが入る。ウキウキである。
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