012_【いい関係を演出するコツとは:協力するほうが得、を創る、演出する、感じ取る】#協力ゲーム #ボードゲーム
良い関係を演出するコツはいくつもあります。
この人と関わってると楽しいな
この人と一緒にいると嬉しいことが多いな
この人と仕事で一緒にいるといい仕事ができて楽しい
そう思ってもらうことができたら、色々な物事でもまず第一歩は成功ではないでしょうか。
その中で私が、この一年いくつかの場面を見てきて感じたことがあります。
それは仕事のルールを理解しているか、
理解した上で、建設的な話ができているかどうかというものです。
一つ例を出します。
私のクライアントなので広告主様の話です。
ある広告主様は、自社の経営戦略について、 Web 広告を設定するために必要な情報はどんどん提供してくれます。私自身もヒアリングするように気をつけているのですが、やはりそこは経営の現場に立っている方の方が得ている情報は多いです。
次にある広告主様は、大事な連絡も遅れがちです。
いつお返事が返ってくるかも分かりません。
返ってきた返事も、聞いている内容と違う返事が返ってきたりします。
この二つのパターンを見た時に、どちらの方が広告の成果が出やすいかは、如実だと思います。
もちろん私のヒアリング能力であったり、聞き出す能力、引き出す関係性構築、それと能力の面が不足しているのではないか、という議論はもちろん議題に出してもらって構いません。
そして後者のお客様をないがしろにするという意味でもあります。
結局当事者の方が、どれだけ自分ごととして捉えていて、 協力的になってくださるか、は
プロジェクトの成功に大きく関わると思います。
この場合で言う当事者の方が協力的というのは私の言葉で言うと次のようにまとめられると思います。
・良好な関係性を築こうとしてくれているか
・ 戦うために必要な、自社しか知らない情報を提供してくれているか
・ 納期を設定し、納期に可能な限り協力してくれるか
この辺りの事を大切にしたいと思っています。
上記の事をもう少し別の言葉で言うと、「協力ゲームと非協力ゲーム」という言葉でも表せるそうです。
協力ゲームと非協力ゲームってご存知ですか?
協力ゲームは、 お互いが協力することに成功すると、最大の利益を入れるというゲームです。
非協力ゲームはその逆で、お互いが協力せずに、 誰かを出し抜いたり、裏をかいたり、そういったことをすると得になってしまうゲームです。
これは正直生きてきた環境が物を言うかもしれません。
なぜなら、協力せずに生きてきた人も世の中には多くいるのかもしれないのです。
しかしながら私が関わっているビジネスの場では、多くの場は協力ゲームであり、
協力しないことによるデメリットの方がはるかに大きいのです。
この協力ゲーム状態を作ることができれば、お互いが存分に力を発揮できます。
この協力ゲーム状態を賢く作ることができる人がいて、 そのゲームの本質を理解するメンバーがいて、 初めてこれらは成り立ちます。
最近の趣味でボードゲームにはまっているんですが、その中でも協力ゲームで成功する快感は、仕事での快感に近いものがありますね。
結構趣味として楽しいと思います、ボードゲーム。
そんな感じでボヤキ記事を書いてみました。