【シーソーモンスター】伊坂幸太郎 感想
大好きな伊坂幸太郎作品。
忙しさに埋もれ、なぜかこの作品だけ読んでいなかった。というか、読んでないことに気づけてなかった!!早速kindleで購入。
前半は、タイトル通りのシーソーモンスター。良いですね。お約束の弱い男と強い女。セリフがいちいちたまらない。ストーリー以外のセリフ回しにも楽しめるのが読書の素晴らしさ。
ちなみに早速横道に逸れますが、鳩尾って漢字、初めて知りました。みぞおち。
あと主人公の直人が死に直面する場面で「しっかり、ちゃんと死ぬ?」って自問する場面があるんですが何かの過去作品がよぎった。なんだろう、ラッシュライフの宗教の人?
こんな言い回しは多いけど、ホントに聞いたことあるような。。。
究極のオチは実は発刊当初に読んでいた、とか。。
さすがにそれはなさそう笑
お約束(?)のあっさり解決。いいのいいの、それで良いのよ。現実では起こらないヒーローがいる。それがフィクション。そしてヒーローが皆ひょうひょうとしてる。それが最高。
最後は少しホロリ。この辺りは重力ピエロに通じるか。いちいち回想する作品が古い(笑)
母ちゃんの偉大さを感じますね。そういう本ではないのですが、遠くのアメリカと日本で離れて暮らしている母を思い出し、ありがとうと言いたくなりました。
蕎麦屋って言ってるのあんまり聞かないから大丈夫かな。普通の主婦だ。
Have a great day!!!