村上春樹先生の51冊で気になる本
はじめに
多忙で、暫くnoteから離れていました。あー忙しかった。(本当か?!)
例えば、トラルフォマドール人なんかと同じですね。量子力学的多次元宇宙を生きているという。(本当か?!)
でも、まあ、多かれ少なかれ、現代人は皆そうだとは思います。
読書記録
その間も、本は、読んでいて、BRUTUSの「村上春樹」特集も勿論、読んだし(ドイツ!面白かった!)影響されて、隈研吾も2冊読み、あとは、ケンブリッジ大学の環境研究者が南極に住んだエッセイを完読し(とても楽しい本でした!)回峰行者の大護摩行の記録も読み、(10万枚!8日間!不眠で無飲食・・)今は元禄時代の女性が、禅に挑んだ日記の記録を少し読んでいます。(その人、柳沢吉保の側室なんですって。なんか面白くなりそう。)
村上春樹先生の本棚の51冊から
では、折角BRUTUSも読んだので、BRUTUSの村上春樹先生の「うちの書棚から」の、51冊から、今、私が気になる、読みたい本を、ピックアップします。
1位は・・とても迷いましたが、
・ジャック・ロンドン「マーティン・イーディン」と、併せて「馬に乗った水夫ージャック・ロンドン、創作と冒険と革命」にします。
私は、はるか昔に読んだ、ジャック・ロンドンがどんな作家かすっかり忘れているので、先入観ない視点でぜひ読んでみたい2冊です。それにしても村上氏の、「僕はジャック・ロンドンのファンだ」は、名乗るのに勇気がいる感じが伝わってきて、カッコいいと思いました。逆に私が、「僕は、村上・春樹のファンだ」と公言してみても、村上氏の品行方正ぶりのせいで、子供にペットボトルを投げつけられたりもされなさそうなので、口外するのが憚る人のファンをあえて名乗る際に、私も真似したいです。
2位・・「くず屋の息子(カーク・ダグラス自伝)」。真実かどうかを気にしなければ、痛快きまわりないご機嫌な自伝だそうです。紹介文、かなりめちゃくちゃ面白いです。
3位・・・ノンフィクションから、スタッズ・ターケル「良い戦争」晶文社と、・「神々の沈黙ー意識の誕生と文明の興亡」ジュリアン・ジェインズ。
どちらも面白そうですね。ノンフィクションという広大なジャンル中から、こうやってお薦め本を出して貰えると、大変有難いです。51冊は、純文学などが多いので多分厳選された至極の本だと思います。
番外編
・安岡章太郎集1(ガラスの靴)など。
理由・文が上手いそうだから
・「武装せる預言者・トロッキー1879-1921」アイザック・ドイッチャー
理由・単純にトロッキーに興味がある。
最後に
人のお薦め本は、とても参考になりますが、それが好きな作家だったりすると、そんな機会は滅多にない僥倖ですね。あと、村上春樹先生の紹介文が、どれも上手いです。