克服に向けて001. 現状の不具合を見直して、より自由自在に振る舞えるようになる
回答
▶経験できてよかった「イップス」
なぜに私が、これだけイップスについて具体的かつ詳細な描写ができるかと申しますと、もちろん私もかつて、イップスだったからです。
遅ればせながら、このサイトを通じてこうして公言したのは、恐らく初めてではないでしょうか(自己開示したのは執筆当時の過去。この記事は旧テニスゼロの加筆修正版です)。
そんな経緯があり、今の私は自由自在。
そしてご指摘くださっているのと同様、私も食べたいだけ食べても太らず、体型も健康状態も変わりません(体重はここ10数年ほど計っていないので、よく分かりません……)。
イップス。
また発症したいとは思いませんけれども、死ぬまでに経験できて良かったと、今は思っています。
▶イップス「あるある」
「球出しすらまともにできなかった」というエピソードも同様。
タイミングとか、そういう以前に、腕に電流が走るような感覚を覚え、とっちらかすんですよね(人によっては、腕が石のように固まったりもする)。
きっとこれを読んでくださっている方々も、「あるある」と、うなづいていらっしゃる。
だけど地面に落として、「トトン」のリズムのショートバウンドで出したら上手くいったり……。
これが、『究極のテニス上達法』のルーツだったのでしょうか?
とはいえイップスの渦中にいる人にとっては深刻なはずですので、これからも、ご一緒に解決の道筋を分かち合えればと思います。
▶モットー「何とかしようとしない」
そこで「テニスゼロ・イップス友の会」をここに発足し、悩みや克服法について、自由に語り合える場として役立てていただきたく存じます。
早速ですが友の会のモットーは、「何とかしようとしない」。
(すると、どうにでもなる!)
練習だと、バカスカ打てるのに、試合になるとテンでダメ。
そのような共通点を洗い出せば、克服のためのセオリーは、見出せるのです。
ちなみに私が経験したのは、フォアハンドイップス、球出しイップスです。
サービスのトスイップスについては未経験なので、研究を深める必要性を感じています。
あるいはつい最近、テニスゼロがnoteに移行してから初めて、サービスイップスとスマッシュイップスについてのお悩みをシェアしていただきました。
またテニスだけではなく、投球イップス、パターイップス、ダータイティス(ダーツのイップスプレーヤー)などからの知見も求めたいと思っています。
世界中に星の数ほどあるウェブサイトの中から、縁あって『イップス友の会』を目にしてくださった皆様の、ご協力を賜りたいしだいです。
▶テニスに誘われ、誘えるようになる
さてご指摘いただきましたように、他人からテニスに、誘われますし、他人を誘えるようにもなります(※注1)。
イップスだったころは見知らぬ人をゲームに誘うなんて、まさかできなかったのが、誘えるようになる、誘いたくなる!
すると、「環境による適応」がよりダイナミックに起こるといった具合に、すべての説明がつくのですね(※注2)。
ナンパというと、チャラい印象かもしれませんけれども、私はテニスを通じて皆様をお誘いしているしだいです(笑)。
▶注釈まとめ・必要なのは「意志の強さ」ではなく「環境の変化」
※注1
誘えなかったのはもちろん、「イップスの自分にとことん絶望していたから」なんですけどね(トホホー)。
※注2
変わるのに必要なのは、自分の「意志の強さ」ではなく、「環境の変化」です。
自分の意志で外国語を習得しようといくら頑張っても、実際にはなかなかできませんけれども、外国へ行ってしまいさえすれば頑張らなくても、どうしても習得できてしまうのと同じです。
あるいは日本(母国)にいながらでも、外国人の彼氏・彼女と付き合うなどすれば、ペラペラもいいところです。
その環境の変化を促す一助となれるよう、『イップス友の会』という環境は、発足いたしました。
即効テニス上達のコツ TENNIS ZERO
(テニスゼロ)
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