見出し画像

073.ボールがラケットに吸い込まれる T.T.さん

だいぶ思ったようにプレーできるようになりました。
ボールがラケットに吸い込まれていく感じで
なにもしなくても勝手に鋭い球がナイスコースに飛んでいきます。

※テニスゼロより一言コメント
 
文字どおりラケットにボールが吸い込まれるフィーリングになります。
 
なぜかというと、打球タイミングがぴったり合うと、ストリング面が最も深くたわむスイートスポットでボールを捕えられるからです。
 
そうすると、フレームとストリングとの反発性が最適化するから、自分は力を入れなくても、ご指摘のとおりの鋭い球が勝手に飛んでいきます(関連記事「ゆっくり振ってるのに、飛びがいいのはなぜ?」)。
 
またストリングがたわんでボールをホールドできてるからコントロールしやすくなり、ナイスコースにも飛びます
 
ところが打球タイミングを外して打ってしまうと、「吸い込まれる」とは逆に「弾いてしまう」感覚になる。
 
こうなると、コントロール(テニス)がとても難しくなるハードモード設定になります
 
上記は、ラケット面を上向きにしてボールをポンポンと上下に突き上げる「ラケッティング」でも確認できます。
 
スイートエリアでボールを捕えると、力を入れなくても楽に、気持ちよくボールがまっすぐきれいに弾みます。
 
打球音もクリアです
 
一方、ラケット面の端の方で捕えると、ボールが弾み上がらないし、まっすぐ突き上げる方向性も狂いやすくなります。
 
打球音も濁ります。
 
テニスをイージーモード設定にするには、一般的に言われるようなフォームではなく、打球タイミングが鍵を握ります

いいなと思ったら応援しよう!

即効テニス上達のコツ TENNIS ZERO(テニスゼロ)
スポーツ教育にはびこる「フォーム指導」のあり方を是正し、「イメージ」と「集中力」を以ってドラマチックな上達を図る情報提供。従来のウェブ版を改め、最新の研究成果を大幅に加筆した「note版アップデートエディション」です 。https://twitter.com/tenniszero