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大きな節目

すっかり忘れてたが、昨日は地震があった日だ。丁度10年目。

当時中学2年生で社会のことも日本のこともどうなっているのかなんて興味のない年頃だった。

しかし、あの頃はケータイも持っていなかったし、YouTubeが今みたく流行っていなかった。

だからこそテレビが大きな存在だった。

どのテレビでも震災の事ばかりで、あの茶色い濁流はもう見たくない。

正直何がどうなっているのかが分からなかった。きっと今でも理解出来ない。(そういう事実を受け入れたくないのかも知れない)

ただ当時はヤバイ事が起きているということしか分からなかった。

親が嘆いていたのは覚えている。

地震がヤバイというより、地震によっていつもの日常が壊れるのがあの時は怖かった。

いつも見ているテレビがいつも通りじゃなく、いつも能天気なくらい明るい親がいつも通りじゃないことが自分にとってヤバかった。

今は歳を重ねて身体と年齢だけは大人の一員だ。あの頃と比べて成長したのか?

自分に問いただして見ると。アホさ加減は相変わらずだと返ってきそうだ。

私自身は変わってないかも知れないが、被災地は未来に進んでいるだろう。


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