円満な夫婦関係を続けるために衝動性を抑える11の習慣
今日は夫婦の話をします。
そしてその底にある感情の話をします。
発達障害関連の書籍に度々出てくる非常に残念なデータがあります。
それは夫婦どちらかがADHDの場合の離婚率が非常に高いというデータです。
ADHDがある人の離婚率がADHDがない人の約2倍に上るという数字です。
また離婚率が高いだけでなく婚姻期間もADHDが無い人と比べて短いことが報告されています。
ADHDの3大特性と言われる衝動性、多動性、不注意性の中でも、おそらくこの原因として一番ダイレクトに繋がっているのは
約束した事を忘れてしまうなどの不注意性もあるかと思いますが
影響力が大きいのは衝動性だと思います。
相手の言動、態度に即座に過敏反応してしまう。
相手の話をじっくり聞けない。
些細なことでカッとなり、パートナーに暴言をはく。
もし、こうしたことが起これば、或いは続けば、
パートナーからの信頼は失われるに違いありません。
その積み重ねの末に、辿りつくのが離婚になるのでしょう。
ただ、そうした衝動性に起因する行動がADHDという性質から起こっているものも多分にあることを理解して(もちろんそれだけに原因を押し付けては決していけませんが)
本人もパートナーも理解ししっかり対策を練ることで信頼関係を取り戻していく、維持していくことが可能になると思います。
今年、私たち夫婦生活は23年目になりました。
20代半ばに結婚して2年後に長男が生まれ、その3年後に次男が生まれました。
それから長い月日が経ちましたが、あっという間だったような気がします。
長い月日を共に過ごし幸せな今を迎えている中で、私が大切にしていることがあります。
それは、夫婦は究極的には他人であること。
だからこそ、その関係性の本質は繊細なもの。
相手を尊重する気持ちを失ってはいけない。
その気持ちを失うと感情を相手にぶつける習慣が日常になり、
長期的な信頼関係を崩していくことになります。
コロナ離婚という言葉が話題になりましたが、
多くの方が抱える経済的、精神的、身体的な苦境の中、
平常心でいられる方なんて逆にほとんどいないでしょう。
でも、その自身の不安、恐れ、怒り、絶望をそのままパートナーに
ぶつけたらどうなるでしょうか?
たとえ、会社が倒産したり、家計が破たんしたり、絶望の淵に立ったとして
その現実に起きた事象がとてつもなく残酷だったとして、
乱れた自分の感情をダイレクトにパートナーにぶつけることで、
取り返しのつかない致命的な傷を相手に追わせてしまうかもしれないのです。
だからこそ、この苦境にこそ、時に自身の神経が乱れに乱れたその時に、
どう自身のネガティブな感情をコントロールするかが夫婦関係を長く継続する大きなカギになると思います。
私たち夫婦もこの20年以上の月日の中で、もちろん夫婦の危機は僅かながらありました。
でもその発端は、実は起こった事象や悲劇や不幸ではなくて、その事象に反応して感情をそのままぶつけてしまい、衝動的に心ない言葉を妻に言ってしまい、一時の感情の暴走で妻の気持ちを傷つけてしまったのが全ての原因でした。
私自身、妻に暴力をふるったことは人生で一度もないですが、その心ない言葉を発するということは間違いなく「言葉の暴力」であり、それは力の暴力と同じ、それ以上に深く相手を傷つけることになるのです。
10年以上前ですがそんな風に妻を傷つけた時に、私ははっきりと悟りました。
これをした時に、夫婦関係は終わる。
そしてその後、自身がADHDであることも知り、その衝動性という特性を人並み以上に持つ私が
愛する妻と一生を添い遂げるために決意した、自身の感情を収めるアンガーマネージメント習慣を今回は話そうと思います。
「アンガーマネジメント」とはアメリカで生まれた心理トレーニングで、怒りの感情を後悔しないようにコントロールする技術です。
きっとADHDではない方にも全ての夫婦やカップルの方に意義のある習慣だと思っています。
またADHD特性が強い私自身は心がけだけでは難しい点もある中で、神経が昂るのを和らげるのに私にとって大きな効果があった漢方薬もご紹介します。
こちら以降は有料記事になりますが、皆さまにとって、皆さまと愛するパートナーにとって、意義深いものになることを祈っています。
お気に召さなければ返金機能もついていますので是非お気軽にお読み頂ければ嬉しいです✨😌✨
【円満な夫婦関係を継続する 11のアンガーマネジメント習慣】
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