天くじら

基本的には小説を書いている中学生です。 今のところはラノベよりは純文学、ライト文芸よりの作品を書いています。 手話技能検定の4級を持っています。 またまだ勉強中。 言葉っておもしろいよね。

天くじら

基本的には小説を書いている中学生です。 今のところはラノベよりは純文学、ライト文芸よりの作品を書いています。 手話技能検定の4級を持っています。 またまだ勉強中。 言葉っておもしろいよね。

最近の記事

嬉しかったこと 私の書いた「セロリと言う名の厨二病」が、カクヨムWeb小説短編賞において、短編特別賞をいただきました。 令和の私小説という部門です。 よければぜひ、読んでください♪ https://kakuyomu.jp/contests/kakuyomu_web_short_2022

    • すごくどうでもいいことなんですけど、先日、友達にプレゼントするための本を買いに本屋に行ったところ、丁寧にラッピングしてくださいました。紙を何枚も使いながら、渡す時に「これで大丈夫でしょうか?」と聞いてくださった。めちゃくちゃ上手でした!ありがとうございます。

      • 「清潔感」の多様性

         私は、「清潔」という言葉と最も縁のない人間だ。コロナ禍になるまでは、落としたものでも平気で食べていたし、食事前に手を洗っていたかすら怪しい。今では到底考えられないような行動だ。  そんな私が清潔を意識する瞬間があったとすれば、それは潔癖症の友達とのことである。その子はポテトチップスを食べる時には箸でつまみ、ことあるごとに手を洗っていた。今やっても別になんとも思わないのだろうが、コロナ前の私にとって、それは異質な行為だった。「そんなことされると、こっちが汚いみたいでイヤだな」

        • 【第3話】余命5ヶ月、僕は彼女の死にたい理由を探す

          ○(翌日)屋上、夕方 先に来たのは祐希だった。 手で仰ぎながら、不安げにすみれを待つ。 祐希(やっぱり、来ないのかな) すみれ「おはよん」 と、軽く右手を挙げる。 祐希「おはよう」 すみれ「今日のヒントは、『私はスペードができない』だよ」 祐希(昨日、トランプの話になったとき、僕が好きと言ったマークだ)   (特に理由もなく言ったのだけれど、「できない」ってどういうことだろう) すみれ「これから部活があるから、バイバイ」 と、来たときと同じように、また軽く右手を挙げる

        • 嬉しかったこと 私の書いた「セロリと言う名の厨二病」が、カクヨムWeb小説短編賞において、短編特別賞をいただきました。 令和の私小説という部門です。 よければぜひ、読んでください♪ https://kakuyomu.jp/contests/kakuyomu_web_short_2022

        • すごくどうでもいいことなんですけど、先日、友達にプレゼントするための本を買いに本屋に行ったところ、丁寧にラッピングしてくださいました。紙を何枚も使いながら、渡す時に「これで大丈夫でしょうか?」と聞いてくださった。めちゃくちゃ上手でした!ありがとうございます。

        • 「清潔感」の多様性

        • 【第3話】余命5ヶ月、僕は彼女の死にたい理由を探す

          【第2話】余命5ヶ月、僕は彼女の死にたい理由を探す

          ○(翌日)屋上、夕方 昨日と同じく、すみれが祐希より先に来ている。 雨が降っていて、すみれは雨の当たらないところに腰掛けていた。 すみれ「おはよ!」 祐希(あれ、昨日の……夢じゃなかったの?)   (それとも、まだ夢の続き?)   (どっちにしろ、岡崎さんは僕には明るすぎるよ……) 祐希はすみれのそばに行き、座らずに立っている。 すみれ「あれ、もう夕方だからおはようはおかしいか」    「こんにちは? こんばんは?」 と、ぶつぶつつぶやく。 祐希「なんで、こんなところ

          【第2話】余命5ヶ月、僕は彼女の死にたい理由を探す

          【第1話】余命5ヶ月、僕は彼女の死にたい理由を探す

          ○教室 ざわざわした教室の中、体育祭実行委員が前に出る。 実行委員「今日はリレーの順番を決めます」 女子は静かになるが、男子はざわざわ。 女子A「ちょっと、静かにしなよ」 女子B「りぃちゃんが話してるじゃん」 男子A「わりぃわりぃ」 実行委員「どうやって決めますか? 何か案がある人ー?」 教室が静まり返る。 祐希(僕には関係のないことだ) 男子B「あのー、もう下校時刻なんで部活行ってもいいですか?」 男子C「それなー」 女子C「りぃちゃん、明日決めればいいんじゃな

          【第1話】余命5ヶ月、僕は彼女の死にたい理由を探す

          【あらすじ】余命5ヶ月、僕は彼女の死にたい理由を探す

          高校2年生、余命5ヶ月と宣告されている原井祐希は屋上で放課後を過ごすのが日課だった。しかしある日屋上に行くと、クラスメイト・岡崎すみれが飛び降り自殺をしようとしている。原井が慌てて声をかけると、岡崎に、私が死にたい理由を当ててくれたら死ぬのをやめると言われる。また、期間は5ヶ月で、原井の余命と一致した。原井がヒントを求めると、岡崎は毎日屋上でひとつずつヒントをくれると言う。最初のヒントは、私は原井くんが羨ましいということだった。そこから原井の日課は、毎日屋上で岡崎からヒントを

          【あらすじ】余命5ヶ月、僕は彼女の死にたい理由を探す

          こんにちは! 天くじらと申します。 小説を書いている中学2年生です。 普段はカクヨムで小説を書いているのですが、noteにもアカウントを作りました! https://kakuyomu.jp/users/tenkujira 気軽に声かけてください。(特に小説書いてる皆さま!) よろしくお願いします!

          こんにちは! 天くじらと申します。 小説を書いている中学2年生です。 普段はカクヨムで小説を書いているのですが、noteにもアカウントを作りました! https://kakuyomu.jp/users/tenkujira 気軽に声かけてください。(特に小説書いてる皆さま!) よろしくお願いします!