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『座右の銘』ってやつ

先日、1800円でシャンプー・顔剃りまでやってくれる格安の床屋に行きました。

「横と後ろにバリカン入れてもらって、上を少し梳いて下さい。」って注文したら、中途半端なソフトモヒカンみたいになって僕の髪の毛が返ってきました。え?(笑)

それから今日まで、逆にソフトモヒカンを注文したらどうなるんだろう?ってずっと考えて考えて毎晩12時前に寝てました。

Teeです。よろしくお願いします。


僕は毎日くだらない文章を書いていますが、こんな僕にも「座右の銘」ってのが出来ました。出来ましたというか、改めて意識するようになりましたっていうか。。。

それが

『雪に耐えて、梅花麗し』


です。読み方は「ゆきにたえてばいかうるわし」


これは、僕が中学3年の時に国語専門の担任から教えてもらった西郷隆盛の言葉です。

久々に開いた中学の生徒手帳の最後のページにこの「雪に耐えて梅花麗し」っていう言葉とその意味が書いてありました。

あ、そーいや教えてもらったなぁって。でも、当時はこの言葉を意識することなんてなくて、自由奔放に生きてたんですよね。


意味は「梅の花は冬の厳しい雪や寒さに耐え忍ぶからこそ、初春に美しく花を咲かせ、かぐわしい香りを放つ… 人生にたとえると、人間は苦難や試練に耐え、それを乗り越えた時に大きく成長出来る」というもの。

西郷隆盛は、江戸幕末、薩摩藩の下級武士で、藩主島津斉彬公の目にとまり登用されますが、斉彬公の急死で失脚し、奄美大島に流されます。その後、復職し、薩長同盟の成立や江戸無血開城など大きな成果をあげ、明治政府では重要な役職に任命されました。そんな西郷隆盛がイギリス留学する甥へ書いた手紙の中にこの「雪に耐えて梅花麗し」を添えて贈ったそうです。

最近では、元広島カープの黒田博樹投手の現役時代の座右の銘がこの「雪に耐えて梅花麗し」だったとして有名になった言葉みたいですね。


高校2年までの僕は、特に何か自分からアクションを起こすことをしなかったので、大きな失敗をすることもなく、反対に何か上手くいったこともありませんでした。なので、この言葉を意識することはほとんどなかったんです。


でも、高校3年になって、ビジネスを勉強したり、noteを始めて、

「成功」というのは試練の連続、苦難の連続の積み重ねであって、その試練や苦難を積み重ねて、耐え抜いぬいた者こそが栄光を掴むことができる。ということを学び、これから社会に出ていく人間として、この言葉を心に強く留めておくことはすごい大切だと思ったんです。

なので、三年前に知った言葉をこのタイミングで意識するようになったってわけです。


梅の花は、冬の雪や厳しい寒さを耐え忍ぶからこそ、初春に美しい花を咲かせ、かぐわしい香りを発する。試練や苦難を耐えて乗り越えれば、大きく見事な成長が待っているというこの例え。

大成するには忍耐が不可欠だということ。また、この事実を知れば楽なやり方・生き方など絶対に出来ないんだと、改めて勉強することが出来ました。


今の僕は、「梅のつぼみが雪の冷たさにじっと耐えている時期」と同じ。


綺麗な花(華)を咲かせるためには、すぐに成果を求めずに、小さなことを毎日コツコツ積み重ねて、失敗を繰り返して、絶対に諦めない事が大事。


雪が溶けて美しい花が咲くその時まで、この言葉を胸に頑張っていきます!


皆さんも自分の胸に固く誓う言葉を持つと、意識が変わるかもしれません。


また、感銘を受ける言葉に出会ったら紹介します。

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