凝り固まった肩甲骨をほぐすのはパワフルな一日を始める必須科目
★肌寒くなってきたこの時期からケアしておくべき
さて、季節の変わり目になって来て、朝晩は少し肌寒いと感じる日も多くなってきました。
こういう時期には、ジブンが思うよりも疲れが溜まったり、冷える格好で寝てしまってカラダがガチガチに固まったまま朝を迎えてしまうことも多いんですよね。
一日を元気に動くためにもそういうことには皆さんも気をつけてください。
ただ、気をつけているからと言っても、カラダのほうは正直でしてワタシも肩甲骨周りがカチコチな今日このごろです。
★最近見つけた、超手軽な肩甲骨ほぐし体操
これまでも結構肩甲骨を緩めるストレッチや体操をご紹介してきましたが、その方法は時間がかかったり、ストレッチポールが必要だったりと、場所と時間を選ぶのが難点でした。特にワタシは出張が多いので、宿泊先のホテルでもできるストレッチというものを探していたんです。
と、まあ探すとそういう情報が自然と入ってくるわけでして、見つけましたよ、見つけた。お手軽簡単、時短で場所を選ばない肩甲骨の緩め方。
一つはこちらでして、「大きな栗の木の下で」の途中のポーズ、「下の」で方を手で触ると思うんですが、そのポーズで肩を前後に回す体操。
これね、こんなに手軽なのに、肩甲骨が固まっていると肩の後ろがゴリゴリと鳴るんですわ。オフィスのちょっとした休憩時間でもできる簡単なモノなのに。
ワタシは順方向(前)に10回、逆方向に10回、まだ固いときには追加で順方向に10回とやっています。終わったあとはポカポカ。
★もう一つは「揺らす」動き
もう一つは、西式健康法の「金魚運動」の変化バージョン。
西式健康法は何度かこのブログでもご紹介済みののもの。代表格は背腹運動なんですが、実はこの金魚運動も大きな要素なんです。
金魚運動とは寝そべって、腰お腹を中心にして、頭と足を同じ方向に揺らす運動。カラダで作るくの字を左右で繰り返す運動です。
★広背筋が伸びると気持ちまで前向きに
もちろんこの金魚運動だけでも背骨の歪みが取れて気持ちいい、心地いいんですが、これにプラスαの動作を加えます。
それは「両手上げ」。両手を上げてこの金魚運動をすると後ろ側の肩の下、いわゆる広背筋がめちゃくちゃ伸びます。
しかも単純ストレッチというよりは、金魚運動で揺らしているので、緩めて「正位置に戻す」という感覚の伸ばし方整え方。ストレッチというよりは、固い部分にわざと力を加えて逆に緩めるPNF(Proprioceptive Neuro muscular Facilitation:固有受容器神経筋促通法)のような感じ。
これを朝に1分間やるだけで、肩が軽いことになって、背中からカラダが暖まるんです。なので、寒くなるこれからの季節にオススメ。宿泊先のホテルでもできる手軽さだし。
最近は、この2つを駆使して固まったカラダをほぐしてから、パワフルに動ける一日を始めています。