【活動レポvol.2】問題"再"設定会議の感想をお寄せいただきました
昨年の12月から定期開催している、「問題"再”設定会議」の体験版イベント。おかげさまで大変ご好評いただいております!少人数でのイベントということもあり、告知後すぐ定員に達しまして、2月も追加開催をいたしました。
・2月6日(土)昼/オンライン ←満員御礼&終了しました!
・2月9日(火)夜/オンラインshort ver. ←満員御礼&終了しました!
・2月13日(土)昼/オンラインshort ver. ←満員御礼&終了しました!
↓「問題"再”設定会議」の説明はこちらから↓
「質問しかしてはいけない」というルールの会議を、はじめまして!の人たちで進めていく、本カンファレンス。問題提示者は自分の問題を場に投げかけ、その他のメンバーは「質問」の力のみで、その問題の本質を掘り下げていきます。私たち講師は、問いかけによる「場づくり」に徹し、誰一人として、アドバイスをしない。ですが、どんどんと問題が掘り下げられていき、開始時からは思いもしなかったところまで全員でたどり着くという体験をしていただきました。
2月開催分は、終了時に写真を撮らせていただきましたが、皆さんすっきりとしたいい笑顔!まるでサウナのととのい後です!(笑)
皆さん、ご協力ありがとうございました!!
ご参加いただいた方にインタビューを行いました
寺村日蕗香さん
有限会社知足庵取締役/一般社団法人cross bridge 代表理事/一般社団法人cross bridge 代表理事/認定NPO法人あおぞら 理事
「"問い"という切り口で1on1やファシリテーションの質を上げていきたい」という動機でご参加いただきましたが、寺村さんには、他メンバーから質問を受ける、「問題提示者役」をつとめていただきました。受講後、ホットなうちにぜひ!と、感想をお伺いしましたのでお届けします。
(上)寺村日蕗香さん。ご協力ありがとうございました!
(下)てにをは岡本が伺いました
Q.問題"再"設定会議で、問題提示者役(他メンバーから質問うける役)をされた感想はいかがですか?
とても面白かったです。自分の問題に対する腹落ち感・すっきり感が、すごく得られています。質問から気づいていくというのには全くストレスがかからない上に、気づきが腹落ちしていくプロセスを体感でき、改めて「問い」の力はパワフルだなと思いました。
一番印象的だったのは、聞かれている質問に対して答えている、その答えの内容とは全然違うところで、自分の思考がポンッ!と飛躍する、アッ!と気づく瞬間が多々あったことですね。
会議の序盤で、私の抱えている問題について、具体的な『事実』の『詳細』を確認する質問を多く受けていたのですが、「そこをすごく聞かれてもあまり深まらないなぁ…」というのが正直あったんですね。たくさん質問いただくのだけど、何か、的に当たっていない、というか、それじゃない、というか。そもそも、私の提示した問題についての、質問なのに。で、なんでそれじゃないんだろう?なぜなんだろう?と自分にもう一度問い直すことで、新しい考えに進んでいく、そういう感覚がありました。
Q.印象深い質問はありましたか?
『事実』や『過去の経験』を聞かれて答えている間は、ポンポンと話せたのですが、『今の感情』や『未来にどうしたいか』という問いをいただいた時に、答えがなかなか明確に出せなかったりだとか、迷ったり、「言い切れない」自分がいるのに出会ったんですね。それで、「どうもこの辺がポイントなんだな」というのに自分も気づき、周りの皆さんもそれに気づかれて。そこから、さらにその辺りを深堀する質問がどんどん出てきて、場が深まっていったなと思います。
Q.その他なんでも、心に残ったことを教えてください!
今日、最終的に定義した自分の問題があったのですが、同じことを、もし最初にアドバイスとして「あなたのできてないことは~~です」って他者に言われていたら、こんな腹落ち感は絶対に得られていなかったです。それが的確だったとしても、反発する(笑)あなたに私の何がわかるの!って(笑)。
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いきなり問題点を指摘されると、それが正しくても絶対受け入れられないよね~!と爆笑の図(ですよね~)
でも、たった40分ですが、皆さんに質問をいただいてそれに答えていっているうちに、自分で気づいたことだったので、すっきり感、納得感がすごいというか。全然違いました。
また、てにをはの3人の雰囲気の良さ、やわらかくあたたかい雰囲気の講義やファシリテーションもとても良かったです!やわらかいのに、実はものすごく深いところまで連れて行っていただいて。本当に楽しかったです。ありがとうございました!
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寺村さん、こちらこそ素晴らしいかかわりと気づきをありがとうございました!会議中もとても素直に自己開示していただき、場の成長を促してくださいました。
参加いただいた方の感想
体験版という短い内容ですが、様々な気づきをいただきましたので、一部シェアします。
■自分の質問のクセが確認できた。責めるように聴こえる質問の仕方、アドバイスに感じる質問、決めつけられているように感じる質問に注意していこうと思った。内省のための質問の力を感じることができました。(会社員)
■「解決してやろう」と思うと詰問になってしまうけど、「この人は何を大切にしているんだろう?」とか、「どうなりたいんだろう」とその人自身に焦点を当てることが大事なんだなと思いました。(教員)
■質問によって質問そのものが変化することを体験させて頂きました。また、チームビルディングに効果的であることを実感しました。(会社員/人事)
■意見ではなく「質問」という形で問題を深掘りしていくことの難しさも同時に痛感しました。いかに自分が意見を言ってしまっているか・・・ということですね。(経営者/キャリアコンサルタント)
■お三方それぞれの参加者への関わり方がとても心地よく、居心地の良いものでした。しかしながら内容はとてもパワフルで、必死に思考し、脳をフル稼働させた心地よい疲れが残っています。改めて良い問いにはすごい力があるんだなと感じ、自分もコーチとして、相手に気づきを与えられる問いをかけられるよう、学びと実践を続けていこうと思いました。(会社員/コーチ)
いよいよ来月は、体験版ではなく、フルバージョンの「問題"再"設定会議」セッションを、対面で開催いたします。(※COVID-19による緊急事態宣言の状況によってはオンライン開催に変更の可能性もあります)
体験会参加の方に優先してご案内していましたが、全く初めて!という方にもご参加いただけます(※事前に動画によるレクチャーがございます)。
ぜひ、ご自身の「問う力」を高めながら、チームの相乗効果による「自分ではたどり着けない景色」まで、じっくり味わい、しっかりと手にしてください!
リアルでお会いできるのを、てにをはメンバー一同、とても楽しみにしています!(なんとか、ぜひとも、対面でお会いしたいなあ!)
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