努力が「報われる人」と「報われない人」の習慣 塚本亮
毎日本を読む8/17
努力が「報われる人」と「報われない人」の習慣
塚本亮
私は努力ができない。
コツコツ積み上げるなんてもってのほか、1個目さえ置かない。
だから私の人生には努力のかけらもない。
非認知能力とメタ認知能力の補完がいまさらのテーマ。
その中でも努力をする忍耐力や集中力はかなりの部分を占める。
習慣化というアプローチで潜在的な意識を書き換えるためにこの本を手に取った。
「努力が報われる人」になるためには、自分が何をしたいのか、どうなりたいのかといった目標を明確にする必要がある。
そして、自己満足ではない、結果に向けてドライに損切りできるような思考をする。
自分軸で考え、頑張りすぎない。
自己効力感を上げ
るため、To DoよりもHave doneに注目し、すでにやり遂げたタスクが目に入るようにするのは、できていないことよりも、できたことにフォーカスして、モチベーションを維持する方策だ。相手の言いたいことを理解するためにまずはよく聞き、やらないことを決めてからできることにをこなしていく。相手の真意や意図をしっかり把握して動き出すからこそ、いい仕事ができるし、努力に自己陶酔してしまうようなことを避けることができる。
本書では特に対人関係の項目がとても耳が痛かった。
他人に期待しないことは悪だと思っていたし、相手の気持ちを聴くことができていなかった。
見返りを求めていなかったかといえば、Noだ。
恩着せがましく正論で相手を縛ろうとしていた。
一人を大事にすることもできていなかった。
まずは「自分に心を配ろう」だ。
自分を赦し、甘やかし、認めてあげよう。
この本をみなさんはどのように読むのだろうか?
常識に凝り固まった大人が読んで、素直に取り入れることができるのだろうか?
私は非常に突き刺さる50項目だった。
今の自分がどうしていったらいいのか、明確かつ簡潔に、また例もわかりやすくて1項目が4ページくらいでわかりやすかった。
サラっと読めるので、ぜひ一読をお勧めする。
たまにこのほんを手に取り、見返すようになった。
同時に塚本さんの他の書籍についても興味がわき、チェックするようになった。
シリーズの本はのきなみ買って、一通り読むことになった。
「自分に心を配る」ということをまた一層意識させた。
同時に著者が英語学習についても著作があることに気づき、英語学習の本も参考にするため、購入した。
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