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世界で活躍する人の小さな習慣 石倉洋子

毎日本を読む11/14
世界で活躍する人の小さな習慣
石倉洋子

石倉さんはハーバードのMBAからマッキンゼー、大学教授と一流の経歴をお持ちです。
看板にひとつのほころびもありません。
そんな方が見てきた、世界で活躍する人の習慣に興味があった。
共通性などがあるのだろうか???

なぜこの本を手に取った??


『世界で活躍する人の小さな習慣』は、グローバルな舞台で活躍するための具体的なアドバイスが詰まった一冊です。著者の石倉洋子氏は、豊富な国際経験をもとに、実践的な習慣や心構えを紹介しています

本書は、2015年からの連載を2019年にまとめたものであり、2021年には増刷されています。しかし、この6年間で環境は大きく変化しました。現在の石倉氏がリライトを行えば、異なる視点やアドバイスが加わるかもしれません。

私が本書から受けた印象として、以下の点が特に際立っていました。

  • 思考も行動もフットワークが軽い: 新しいことに対する柔軟性と迅速な対応力が感じられます。

  • 決断力がある: 状況を的確に判断し、迷わず行動に移す姿勢が示されています。

  • 戻ることもいとわない: 一度決めたことでも、必要に応じて見直しや修正を行う柔軟性があります。

  • シンプルに考える: 複雑な問題でも本質を捉え、シンプルに解決策を導き出す能力が伺えます。

これらの特性は、単に個別の習慣を真似るだけでなく、自分自身の軸を持ち、柔軟かつ迅速に行動するための指針として活用できると感じました。本書を通じて、自分らしい生き方やキャリア形成のヒントを得られることでしょう。

さらに、石倉氏のアプローチから学べるのは、
「やらないことを明確にする」
という姿勢です。限られた時間とエネルギーを有効に活用するために、優先順位をつけ、成果が得られないことには見切りをつけることの重要性を強調しています。 この考え方は、現代の多忙なビジネスパーソンにとって非常に参考になるでしょう。


「完璧を目指さない」
というメッセージも印象的です。完璧主義に陥ると行動が遅れがちですが、適度な準備でまずは挑戦し、経験を通じて改善していく姿勢が大切であると述べています。 この柔軟な思考は、変化の激しい現代社会での成功に繋がると感じました。

これらの教えを日常生活や仕事に取り入れることで、自己成長やキャリアアップに繋がると確信しています。本書は、グローバルな舞台で活躍したいと願うすべての人にとって、貴重な指南書となるでしょう。



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