短歌 まとめ 1
Twitterで詠んだ短歌のまとめです。まとめなきゃ……と思って100億年経ってしまった。すみません。
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ヘブンリーブルー畑に連れてって そこに天国なんてないけど
きみが知っている青だって ぼくが見ている青も全部ぜんぶ青だよ
ねえぼくは、桜並木が続く道をきみと歩いていたいだけだよ
今の君は普通じゃない、か。でもぼくは君の瞳の光を知ってる (友達に捧げた短歌)
1年が終わるころにはきみのこと、忘れてるかもね そうだといいね
鈴の音が鳴り響いている真夜中にホールケーキをひとりで食べる
だいだいに染まる君の目 夕焼けと、おんなじ色だ 陽の落ちるまで
また来世 お願いだから今だけは 微睡むことをゆるしてほしい
あの海は、インターネットが棲んでいる おやすみ世界 今日もあいして
あの人の言葉がとてもすきだった スワイプも、もう意味がなくてさ
空は青!おっけ~ぐ~ぐる、酒瓶で殴って!ぼくを正気に戻せ!
「かみさまは、どうしてぼくらをつくったの?」「……今日は遅いから早く寝ようね」
まっしろな、チューリップをね、もらったの! ……ねえママ、このまま、そのままでいて
おめでとう!あなたは今日から勇者です!エクスカリバーは刺さったままで
「雪降ってる」「はやく積もってほしいなあ」「帰れなくなるけどいいの?」「いいよ」
「行くあてがないならさ、……きみ、うち来なよ」ドリンクバーのコーンポタージュ
「大丈夫、だからそんなに泣かないで」魔女は地獄の業火に焼かれ
死してなお 君はただただ神さまのように僕の手を握ってくれた (# 君・僕・死で文を作ると好みがわかる)
一眼レフを忘れた日 かなしくて この世の終わりみたいな夕日
青春は「あおいはる」って書くけれどちっとも青くなんてなかった
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短歌、なんもわからん……と言いながら詠んでいる。でも自分の詠んだり書いたりものは心底すきだ。それでいいかな。
余白で物語が想像できるような、そんな短歌が詠みたいな、などと思っています。