短歌 まとめ 4
Twitterで詠んだ短歌のまとめです。
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いつの間にわたしより背が伸びちゃって 置いていかれる、置いてかないで (RIUM様 #連想短歌 青春)
その愛が愛と呼べるまでいくらでも待っているから 本でも読んで (RIUM様 #初句 その愛が)
限りなく漆黒に近い青を見る さえずる鳥はきみの手元に (RIUM様 #連想短歌 Twitter)
ふたりだけ きみとぼくだけ、その箱にないないしよう ないしょ、ないしょね (RIUM様 #連想短歌 秘密)
天国の空も青いの?ねえじゃあさ、地獄の空も青だといいな (RIUM様 #自己紹介短歌2022)
あか あお きいろ 白線の上に立つ たまには雨に濡れたっていい
その秘めた言葉をもって君を刺す 傷口に角砂糖を入れて
晴れた日にカーテン越しの光だけ 見えるよ、きみが笑ってるとこ (RIUM様 #初句 晴れた日に)
また明日、いつものように手を振った 明日は隕石が降るらしい (RIUM様 #初句 また明日)
カーテンがはためいている 名を呼べば「どうしたの?」って振り向く 暑い、(RIUM様 #初句 カーテンが)
ポケットの飴をあなたと分け合って 雨が止むまで一緒にいるよ
どうしても笑った顔が見たかった 今からきみを花火に誘う
たとえばの話 世界が終わっても、ぼくが羊を数えてあげる
酒瓶を振りかぶっては下ろせずに 瞳の奥がかすかに揺れる
開けていい?にこにこしながら聞くきみだ とうにリボンは解けかけてる
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ねこが道を歩いている。わたしはおいで、って話しかける。来てくれたことなんてないのだけれど。ねこー。おいで。