![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/172638062/rectangle_large_type_2_35539df78da7b9d023eef625050c6bbb.png?width=1200)
谷崎潤一郎『人魚の嘆き・魔術師』感想
初めての潤一郎作品。
有名な『刺青』や『春琴抄』のあらすじは聞いたことがあって、以前からキワモノな印象を抱いていたが、今回初めてちゃんと作品を読んだ。
語彙がとても豊富で、文章だけで情景が浮かび、妖艶で怪しげな表面上の美を漂わせているのはすごい。
しかし、どちらも結局見かけ上の妖艶な美への陶酔しか描かれておらず、あまり心に響くものはなかったなぁ。
初めての潤一郎作品。
有名な『刺青』や『春琴抄』のあらすじは聞いたことがあって、以前からキワモノな印象を抱いていたが、今回初めてちゃんと作品を読んだ。
語彙がとても豊富で、文章だけで情景が浮かび、妖艶で怪しげな表面上の美を漂わせているのはすごい。
しかし、どちらも結局見かけ上の妖艶な美への陶酔しか描かれておらず、あまり心に響くものはなかったなぁ。