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夏休みの宿題、もう勘弁して~

さぁ、夏休みの宿題。
保護者として毎日苦しめられている。
音読、鍵盤ハーモニカ、計算カード、朝顔、日記、作文、読書、、、、、あと何?あーー、もう、勘弁してーー。

もちろん、教員として自らの学校では廃止済み。

宿題廃止の方針に対し、現場の教員たちは「1学期に教えたことを忘れてしまうのでは?」と難色を示したという。だが長井校長は、「先生だって中学高校で習った数学や物理の難しい話は覚えていないでしょう?」「子どもは必要なことであれば覚えているもの」などと説得した。

そう、どっちみち忘れるんですよ。

子どもたちは、常に周りとの比較や競争にさらされ、自分のいたらなさを示される中で、自己肯定感が下がっている。成績で序列をつけて、いい子と悪い子に選別するのではなく、一人ひとりの良さをみる評価にしたいんです。

私もそんな教員でありたい。

今、全国の小中学校に不登校の子は30万人いて、教員の採用倍率も右肩下がり。学校に生徒も先生もいなくなるというのは、やはり学校のあり方の根本に問題があるからだと思っています。そういう目で現場を見ていると、変えなきゃいけないところがいっぱい、本当にいっぱい見えてくるんです

そーだ!そーだ!

昨日は、千代田区立麹町中学校の校長だった工藤勇一さんの本を読みました。
「上位目標」にもっともっと、学校現場は目を向けるべきかと。
宿題も本来は何のため?
テストは?HRは?掃除は?授業は?
究極的には、「学校は何のためにあるの?」という問いに行き着きます。

学校って何のためにあるのですかね?

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