松屋が好きすぎる話
松屋に出会ったのは去年の2月中旬のことだった。
とある期間限定のアルバイトをしていた際に昼食をどこで食べようかと悩んでいると近くに松屋があった。
松屋のイメージというと牛丼だ。しかも牛丼チェーン店である吉野家やすき家と比べると松屋は個人的に一番下の序列だった。だからこそ松屋には過去一回しか行ったことがない。そんな松屋に行こうかなと思ったのは時間もあんまりないし安いから行ってみるかという感じのノリであり、大した期待はしていなかったのである。
その日を皮切りに松屋に通い詰めることになったのだが、そこまでしてはまったのはカレーの存在が大きいと言わざるを得ない。
松屋はカレーがうますぎる。他の牛丼チェーン店とは比較にならないほど凝っている。そう思うのも当然で松屋のカレーはしっかりとスパイスが効いており、家庭では味わうことができない非家庭的な味で他店との差別化を図っているからだ。特に期間限定のごろごろチキンカレーは格別だ。シャキシャキとした玉ねぎと大きくぶつ切りされた鳥のもも肉がたまらない。実家に帰ったときにわざわざ松屋にこれを買いに行って半ば無理やり親に食べさせたほどだった。
松屋にはカレーの他にもおいしいメニューが豊富にある。一時期中毒になりかけ、突然姿を消したせいで今となっては禁断症状が治まらない麻婆豆腐もおすすめしたい。なぜ突然いなくなってしまったのか。あれほど食べ求めていたのに。確かに麻婆豆腐を食べてる人はあまり見かけなかったので人気がないのかもしれないが王将の麻婆豆腐よりも圧倒的においしいと思う。これが無くなってしまったため一時期松屋に行くモチベーションというか意味を失い距離を置くことがあった。
松屋は期間限定メニューを一回で2個ほど出しておりそれもかなりの頻度であるため顧客を飽きさせない工夫をしていたり、どこぞのチェーン店みたいに女優を固定で使って広告費を浪費することをせず安さを維持してくれている。そんな感じで松屋に行くことで企業努力を感じるのも醍醐味?だ。
これからも松屋に通いおいしくいただいていきたい。
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