モチモチの木 第3時
はじめに
本日は「モチモチの木」の第3時を行いました。
では、どうぞ。
授業の実際
導入部
まずは導入の問いです。
先「前回は何をやって何が分かった?」
子「「おくびょう豆太」を読んで「豆太」はおくびょうで「じさま」はやさしいということが分かりました。」
これだと惜しいのです。国語では叙述を基に考えていくことが大切です。
ここでは、
「それは教科書のどこからそう考えたの?」
と追発問をしました。
とにかく何を根拠に?が大切です。
その際、教科書のページをめくっている子はさりげなく褒めます。
「教科書の本文を読んでいる人はさすがだね!」という感じです。
子どもたちの中には、「豆太」=おくびょう 「じさま」=優しい という図式が成り立っている状態で本時が始まりました。
読み取り部
本時で読み取っていくことは3つありました。
1、「モチモチの木」はどんな木?
2、「豆太」の会話や行動はどれ?
3、「じさま」の会話や行動はどれ?
です。
今日の音読の際の指示は以下の通りです。
「モチモチの木がどんな木か分かるところには黒線を、豆太の会話や行動には赤線を、じさまの会話や行動には青線を引きながら読んでください。」
少し情報量が多い気もしましたが、子どもたちを信じてGOしました。
まめたにとってモチモチの木はこわい存在です。それは挿絵(豆太がモチモチの木を見上げている挿絵)や表現(小屋の前に立っているでっかいでっかい木)からも分かります。子どもたちにはそういったところも注目するように伝えています。
実際に読み取りをした結果は、板書をご覧ください。
子どもたちは「豆太」=おくびょう と思っていましたが、本時で新たな一面が発見されました。
「豆太」=やんちゃ(昼間)+おくびょう(夜)
ここの「豆太」の印象が後々つながってきます。
「じさま」は相変わらず「やさしい」存在でした。
似たような活動が続いていくと。子どもたちは自走していきます。
そうなったら、担任はちょこちょこ褒めたり、ちょっと気持ちの換気をしたりする程度です。
おわりに
読んでくださっている方ありがとうございます。
第4時は1日空いて明後日です。
どのようになるのか楽しみです。