見出し画像

甘く見るとヤバい目の疲れ

現代人の情報量

現代人が一日に触れる情報量は、江戸時代の一年分、
平安時代の一生分と言われています。

人が情報を取り入れるときは、目から入る情報が全体の約80%、
これは耳から得られる情報量の600倍近い情報の量。

そのとんでもない情報量のほとんどを、目から得ている現代人の目は
どれだけ酷使されているのかが分かりますよね。

それ、目の疲れが原因かも?

目が疲れると眠くなったり、頭痛を起こしたりと仕事や作業が捗らなく
なることは誰でも経験があると思います。

ですが、それ以外の影響がヤバすぎます。

眼精疲労と聞くと、目の疲れを思い浮かべがち。でも実は、肩こりや
頭痛、吐き気、自律神経の乱れなどの症状が十分な休息や睡眠をとっ
ているのに続くことを言います。

その中でも怖いのは自律神経が乱れること。

目のピントを調節する毛様体筋は自律神経によって支配されています。

ですので、目を使い過ぎると交感神経が優位の状態が続き、目だけで
なく脳や体も緊張しっぱなしの状態になってしまう。

結果、自律神経が乱れ、全身に症状が現れてしまいます。

しっかりと睡眠をとっているのに、日中に眠くなる場合は慢性的な目の
疲れがこの自律神経を乱していることも考えられるので注意が必要です。

目の疲れ具合セルフチェック10項目

5個以上当てはまると目はだいぶ疲れています。
意識的に目を休ませてあげましょう。

① 寝た後でも疲れが取れていない
② 寝た後なのに目の疲れを感じる
③ 90分以上連続でスマホやPCの画面を見ることがある
④ スマホやPCを一日8時間以上使っている
⑤ 近くと遠くのピントが合いにくい
⑥ 目の奥やこめかみに痛みを感じることがある
⑦ 目の奥やまぶたが重いと感じることがある
⑧ 集中力が続かなくなってきた
⑨ 首や肩こりなど上半身にこりを感じる
⑩ 目が乾燥しやすい

僕がおすすめする対策3つ

1.目の周りをマッサージして血流をよくする
2.ホットアイマスクなどを使ってケアをする
3.眼精疲労に効果のあるサプリを摂取する

1.目の周りをマッサージする

目のまわりのツボを痛気持ちいいくらいの強さで押します。
(強く押しすぎないように注意)

僕のおすすめはこの3つ。

攅竹 さんちく(眉頭のくぼんだところ)
魚腰 ぎょよう(眉の中央、瞳の真上)
下晴明 げせいめい (目頭のやや下のくぼんだところ)

このツボを3秒間ずつ、5回くらい繰り返し押すと目がスッキリします。

2.ホットアイマスクを使う

目元の血流をよくするには即効性もあってすぐに効果を実感できます。
使ったことがある方はわかると思いますが、温めた後は視界がスッキリ
として、とてもいい気分になれますよ。

3.目によいサプリを摂取する

目によいと有名なところでは、ブルーベリーなどに含まれる「アントシ
アニン」、ブロッコリーやホウレンソウなどの緑黄色野菜に多く含まれる「ルテイン」、鮭に含まれる「アスタキサンチン」など。

これらの成分が含まれているサプリメントを摂取するのも、手軽で効果が
期待できるのでおすすめです。

最後に

目の疲れの改善には、もちろん生活習慣を見直す必要があるのですが、
こちらに紹介した3つの方法で、少しでもみなさんの目が楽になれば幸い
です。

一度は試してみてくださいね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?