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【♯75】「積み上げ思考」と「逆算思考」どちらが正解??

今日は「積み上げ思考」と「逆算思考」について考えてみたいと思います。

結論、自己実現をするにあたっては、”自分にとって良い”のであればどちらでもOKというスタンスなのですが、『どちらの留意点も理解した上で、状況に応じて適切な方を選択する』ということが重要と考えています。

とはいえそれで終始してしまっては意味がないので、もうすこし言語化にお付き合いください。

個人的見解も含めた簡単な定義:
・「積み上げ思考」
現状あるものやみえる範囲のものを積み重ねて前進していく(その過程で到達したい状態がみえたり、注力することがみえてくることもある。

・「逆算思考」
到達点からそのために必要なプロセスを考えていく。

わたし自身は、過去を振り返ってみると、基本積み上げ思考でした。
(とにかく自分に足りないもの、あった方がよいものをみつけるアンテナは発達していました…汗)

「〇〇を学んでおけば将来役に立つ」
「資格まで取っておけばいざという時アピールできる」など

事実、そこから可能性が広がってきたこともあるし、到達点をみつけていくために色々試すことが必要な場合もありますが、逆算思考の考え方も学生の時から身に着けておければもっと効率的に進められたのかなと思うことはいくつもあります。

クライアントさんとお話していても、学ぼうと思っていることが複数あったり、実際学んでいるのに不安が拭えないという方も多く、積み上げ思考特有の「今の自分にできる範囲での思考や行動」に限定されてしまうため、漠然と未来への不安を感じる方が多いのではないかなと感じています。


一方、逆算思考は目指す到達点から逆算していくので、無駄なくゴールにたどり着きやすいということから、ビジネスを行っていく上では逆算思考が定説ですよね。

ビジネスに限らず自己実現していく上でも、先ほどの例に当てはめるならば、「学ぶことを減らす(インプットループからの脱却)」という意味でも有効なので、読んで頂いているあなたもきっと逆算思考が大事だと思っていると思います。

ただ、逆算思考でも留意する点があります。

・目指す到達点が短期的な成果であり、その先に本当に得たいものが描けていない。
・設定したゴールに固執しすぎていつのまにか目的から手段にすりかわっている。
・準備に時間を掛け過ぎて、いつまでも動けない。
(逆算思考では先に目標および行動計画を立てるので、そのための自己分析や必要な要素の情報収集などに時間を掛け過ぎてそこで疲れてしまう)
・具体的な行動案まで落とし込めず、絵に描いた餅になる。

逆算思考で大局を描いて小さな行動を軽視するでなく”とにかくやってみる”ということも必要だし、

積み上げ思考だけでは、はじめの一歩は踏み出しやすいけれど、目指す山がわからず、前進していることは安心だけれどどこへ向かうのかわからないという不安がつきまとう。


繰り返しますが、伝えたいのは『どちらの留意点も理解した上で、あなたの状況に応じて適切な方を選択する』ということ。

正しかろう”やり方”を求めるあまり、自分を見失ってしまうのが一番勿体ないです。

いまの自分はどこにいて、どんな風に考えるとよいのか、少しでも考えるきっかけになれば嬉しいです。

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言語化パートナー/にしざわゆきこ
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