見出し画像

もしブランキーのアナログ版ベストを自分が選曲できるとしたら(2枚目 ポリドール編)

【2枚目(ポリドール編)】

C面
1.古い灯台
これもイントロダクション的に1曲目に
持ってきてみました。
今は知りませんが、20年位前は“RISING SUN ROCK FESTIVAL”で各出演バンド登場の際、
出囃子になっていました。
石狩平野に鳴り響く、あの音と雰囲気が大好きでした。

2.ロメオ
これは、ブランキーここにあり!
って感じの人気ナンバーですね。
3人のトライアングルがピタッとはまって
突っ走るみたいな。
私の知人にはこの曲を聴いたことが
きっかけでブランキーにはまった人がいます。
それだけインパクトのある曲です。

3.PUDDING
ジミヘンを高速化したような、リフがたまらなくカッコいいです。
“神様お願い 
僕に見させて 
ブルーのジェット機に乗る夢を”
ってこんな歌詞は絶対ベンジーしか書けない
ですね。
色がグレイでも、ブラックでもなく、ブルーってとこがセンスあるなと思います。

4.DERRINGER(LIVEバージョン)
スタジオバージョンのダークで渋い雰囲気も
大好きですが。
ここは“LAST DANCE”のライブバージョンで。
照ちゃんのウッドベースが炸裂してますし、
達也のドラムはこっちの方が迫力があります。
これも初期のロカビリーからの影響を強く感じ
る曲ですね。
“透き通るって事は 
宇宙に触れること”
意味がわかるような、わかないような
でも、なんとなくカッコいい
こういうフレーズはベンジーの得意とする
ところですね。

5.不良の森
“悪いひとたち”が長尺ナンバーの代表だと
思いますが
私はメロディ、歌詞共にこっちのが好みです。
音の空間の中で、寂しくも激しく歌うベンジーが最高です。
サイケの要素もあるので、聴いている内に
どんどん引き込まれて行って、気づいたら
終わっている感じですね。
でも、“不良”ってワードと“森”ってワードを
組み合わせるって誰も思いつきませんよね。

D面
1.プラネタリウム
最初のギターカッティングからの印象的な
リフへの繋がりがヤバいですね
3人の演奏が一丸となっている感じが凄くします。
歌詞もプラネタリウムでロックミュージシャンが寛いでいる的なシュチュエーションもありそで、なさそで良い。

2.SALINGER 
“ライ麦畑でつかまえて”のサリンジャーですね。ロック好きからも絶大な支持を得てるであろう
作品で、私も大好きな小説です。
“何故だか教えて サリンジャーさん”
と何度もベンジーが歌う所がグッときます。
曲は疾走ナンバーだけど、メロディに哀愁がある所、加えてアコギもアクセントになってます。
この間のソロライブでも演奏されてました。

3.君の手のひらに
ベンジーが自身のお子さんに向けて作った歌
らしいです。
そりゃ、こんな優しい感じになりますよね。
あんまりブランキーに興味がない人でも
素直に良い歌だなと思ってもらえる気がします。
聴き終えた後の余韻が素晴らしい。

4.小さな恋のメロディ
AメロとBメロだけで淡々と進むシンプルな歌。なのに、歌詞とリンクさせて聴くと、奥深いなぁと思います。
“行くあてはないけど 
ここには居たくない”
このサビのフレーズは初期からずっと続いているブランキーらしい世界観ですね。
ちなみに、ベンジーはかなりの映画好きだと
思います。
だいぶん前に観たソロライブの出囃子が
名作“バグダッドカフェ”の“CALLING YOU” 
凄く雰囲気に似合ってました。

5..BABY BABY(LIVEバージョン)
初期からずっとブランキーを代表する曲で
大体アンコールの最後に演奏されます。
“LAST DANCE”の時もそうでした。
彼らのバイクが出てくる歌詞は大体激しく
カッコ良い曲が多いのですが、実はこの曲には
スタジオバージョンはないです。
何枚かのアルバムやシングルにライブバージョンでの収録はされてます。
確かにライブで映える曲ですが、解散までに
スタジオバージョンも聴いてみたかったなと
率直に思います。

以上、個人的な選曲でお送りしました。
読んで頂きありがとうございました。

#ブランキー
#ブランキージェットシティ
#浅井健一
#照井利幸
#中村達也
#blankeyjetcity
#ロック
#アナログ
#レコード


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?