Zither

観光関連の仕事に長らく従事 旅↔音楽↔映画  3つのジャンルに繋がりを感じつつ 掘り下…

Zither

観光関連の仕事に長らく従事 旅↔音楽↔映画  3つのジャンルに繋がりを感じつつ 掘り下げ発信していきます レコード、ウイスキー、アウトドア、 サッカー、エレクトリックギターが大好き 世の中のブームよりも 個人のセンスを最優先します

最近の記事

  • 固定された記事

タランティーノの好きな映画

1994年 地方の映画館で期間限定公開されていた “パルプ・フィクション”を観ました。 一言でいえば 今まで見たことのない映画。 意味が無いようで 実は後の展開で伏線となる 長い、長い台詞回し ジャストタイミングで バックにかかるセンス抜群の ジャンルの広い音楽 登場人物の洒落た動きとファッション それらを追うカメラワーク 複雑なストーリー展開を まとめる結末の鮮やかさ 新しい映画のジャンルを創ったと 言っても大げさでないかもしれません。 それ以降、彼の映画はほぼ全

    • 星は詳しくないけど

      星を観るのは好きです。 特に少し寒い冬の夜空にキラキラと 広がっているのを見上げると 色んな事を思い出したり、想像したりして 心が温かくなります。 大げさにに言えば 何処かの誰かも今の同じ時間に 同じ星を眺めてるのかなぁとか、 人の起源とか、 宇宙の起源とか、 他の星にも 生き物がいるのかなとか、 色々… このポラリスってバンドは 元フィッシュマンズの人が 在籍してるんてすが とてもステキな名前ですよね。 北極星って調べたらこぐま座の 一部なんですね, 星座のことは余りわ

      • LIFE 小沢健二 紛うことなき名盤

        小沢健二…… 今更ですが、インテリで天才ですよね。 正直、人としては好きも嫌いもない。 当然、直接話したこともないし、雑誌・テレビの印象だけで判断するのもね。 特にこの人は、本当の人となりが未だに見えないというか、わかりにくいというか 私だけかもですが…… でも、このアルバムは別格の名盤ですね。 特にこの曲は名曲どころか、単なる歌の次元を超えていますね。 心の奥をギュと掴まれたような、ロマンティックな歌メロ、刹那的な歌詞、フラットで淡々した彼の歌声。 それと対照的な、ファ

        • 空と音楽とフィッシュマンズ

          空を歌った曲は沢山あって SNS上にも空の写真が溢れかえってますよね。 イマソラ、カコソラ…..etc そういう私も色んな場所、季節の中で、キレイだなぁとか、不思議だなぁ と思った空とか雲は撮ってしまう。 この空だけが いつだって味方だったんだ           by フィッシュマンズ          『すばらしくてNICE CHOICE』 ひとりぼっちでも 寂しい時でも 何処にいたって 空だけはずっと自分の上にあって いつも見てくれているって意味でしょうかね。 東京

        • 固定された記事

        タランティーノの好きな映画

          A Prisoner of the Past

          主に80年代から90年代おいて活躍した 英のニューウェイブバンド“Prefab Sprout (プリファブ・スプラウト)”のナンバーに “A Prisoner of the Past(過去の囚われ人)” という曲がある。 バンドの中心人物はその時代を代表する 浪漫詩人、パディ・マクアルーン。 この曲は恐らく、アルバム発表以前に別れた 元バンドメンバーのウェンディ・スミスと 過ごした、忘れられない日々の事を歌っている のでないかと思う。 過去に囚われるのは良い事なのか? 悪い

          A Prisoner of the Past

          もしブランキーのアナログ版ベストを自分が選曲できるとしたら(2枚目 ポリドール編)

          【2枚目(ポリドール編)】 C面 1.古い灯台 これもイントロダクション的に1曲目に 持ってきてみました。 今は知りませんが、20年位前は“RISING SUN ROCK FESTIVAL”で各出演バンド登場の際、 出囃子になっていました。 石狩平野に鳴り響く、あの音と雰囲気が大好きでした。 2.ロメオ これは、ブランキーここにあり! って感じの人気ナンバーですね。 3人のトライアングルがピタッとはまって 突っ走るみたいな。 私の知人にはこの曲を聴いたことが きっかけでブ

          もしブランキーのアナログ版ベストを自分が選曲できるとしたら(2枚目 ポリドール編)

          もしブランキーのアナログ版ベストを自分が選曲できるとしたら(1枚目 EMI編)

          全くの個人的な思い入れを基準にした選曲に なりますね。 アナログ(レコード)2枚組を想定しての選曲。 EMI編で1枚 ポリドール編で1枚 また、アナログで安定した音質が得られるのは ギリギリ片面で25分位と考えるので 曲数は少なめ(それでも余裕で超えていると思いますが(笑)) という条件で選曲してみました。 長くなるので記事は2回に分けますね。 【1枚目(EMI編)】 A面 1.お前が欲しい “LAST DANCE”でもイントロダクションとして 使用されてましたね。 短い

          もしブランキーのアナログ版ベストを自分が選曲できるとしたら(1枚目 EMI編)

          フィッシュマンズとは喪失感

          フィッシュマンズと ブランキー・ジェット・シティ 好きなバンドは数あれど 邦楽ロックに絞ってみると この二つのバンドは個人的には別格です。 併せていうなら ミュージシャンにカリスマを感じるのは 佐藤伸治と浅井健一の2人だけ。 今まで仲良くなった音楽好きの 好き嫌いをまとめると フィッシュマンズ苦手  ブランキー好き  2人 フィッシュマンズ好き ブランキー苦手 1人 フィッシュマンズ好き ブランキー好き 1人 どっちも苦手 1人 ちょっと逸れるけど ブランキー好きは ミ

          フィッシュマンズとは喪失感

          祝!BLANKEYアナログ化

          先日、ベンジーの記事を上げた、まさかのこのタイミングでのブランキー・ジェット・シティーYouTubeチャンネル開設 Last Dance YouTube配信!→ええやん! 全スタジオアルバムアナログ化!→凄い! サブスク配信開始!→個人的には…(笑) いきなりの開設だったので、これから来年にかけて、何が始まるんだと世間では騒がれてましたが、私は絶対アナログ発売はあると読んでましたよ。ふっふっふっ(笑) 私が予想していたのは ・再結成→×今までの元メンバーの言動からしてあ

          祝!BLANKEYアナログ化

          スピッツと春夏秋冬

          洋楽ロックの尖った部分と 日本のポップスや歌謡曲のメロウな要素を あくまで自然体でブレンドした楽曲に マサムネの書く透明感のある メロディーと文学的な歌詞をのっけたバンドが スピッツ(SPITZ)だと思います。 加えて、個人的にはノスタルジックな 日本の春夏秋冬の情景を思い浮かべさせる曲が 多いことにも、個性や魅力を感じたりします。 さっと思い浮かべた 春夏秋冬をイメージさせる楽曲&一言感想 春・春の歌 なんとか、それでも、さぁ、頑張っていこうという気持ちになる 夏・夏

          スピッツと春夏秋冬

          Once in a Lifetime〜一生に一度は経験しそうな事〜

          〜既に経験済みの事〜 食べ物を喉を詰まらせ 救急車で運ばれる 1週間の内に3回チャリンコで コケて捻挫する 財布を忘れてしまったけど 良い人が拾ってくれて助かる 携帯を電車に忘れる シートに挟まれ崩壊した状態で見つかる 浮き輪無しで泳いだ海で 足がつって危うく溺れかける 車に轢かれそうになる 運転手のよそ見が原因 電気屋さんのくじ引きで 1等賞が当たる 好きなCDとDVDをゲット 誰も行かないような マイナーな旅先にて 偶然元カノと出会って焦る 大阪の人混み

          Once in a Lifetime〜一生に一度は経験しそうな事〜

          GRAPEVINEと真夏

          何十年も前 地方にいた頃 テトラポットから テトラポットに飛び移るのが マイ・ブームだった 真っ昼間 真夏の岸壁で それをニヤニヤしながら 見ていた友達 “その距離は無理やろー?怪我するよー” 当時、世間的にも そこそこ人気があった グレイプバイン なんだか切なくなる美メロ (特にドラマーである亀井亨の メロディーメイカーとしての資質は スピッツの草野正宗に匹敵すると思う) 加えて音楽通を唸らせる オルタナやブルースの要素 独特な歌詞の文体、表現力 “スロウ”とか“白

          GRAPEVINEと真夏

          パンクロックの始まり

          中学生の頃、学校の美術室に 過去の生徒が描いた絵が沢山飾ってあり その中に顔を歪ませて シャウトしているロッカーを 描いている作品があった。 絵の下の方に 書かれた“Sex Pistols”の文字 気になった私は次の日に このレコードを買って衝撃を受ける。 当時、メタル少年だった私からすると 余りにもシンプルでラフな演奏 全体から感じる異常なまでの フラストレーションや暴力性 即思った これがパンクロックか これはヤバい でも、その後に最も好きになったのは The Cl

          パンクロックの始まり

          あっつい夏がここまできてるー🎶

          灼熱 無風 多湿 ここ数日の日本列島 キヨシローのカバーが有名だけど 他にもザ・フーとかブルー・チアーとか 沢山のバンドが後にカバーしている。 原曲の一部を思いっきり意訳してみると 彼女と遊びたいから 休みをくれーと 職場のボスに頼んでみたら “こんなに仕事が忙しいのに 休ませられるかっ このボケッ” とい言いやがった あーむかつくー めっちゃ暑いし、憂鬱な夏だぜぃ と若者が凹む 良い意味でアメリカンで おバカな歌詞(笑) 先程、私でも今日の気分で 替え歌を作って 弾

          あっつい夏がここまできてるー🎶

          時は流れて A MOON SHAPED POOL

          長年好きだったアーティストが イマイチのアルバムを出した時のガッカリ感って 結構ズシンときますよね(笑) これの前作が個人的には.そういう感じ だったので、当時このアルバムを期待と不安の中、聴いたことを思い出しました。 最初の印象は前のよりは少しロックっぽいかな と思った。 と言っても、基本的には自己の内面にひたすら落ちていくような音楽ですがね。 で、その年にはサマソニに来ることになっていたので予習も兼ねて何度が聴いてみたけど ‘うーん、悪くはないけど、余り聴かないなか

          時は流れて A MOON SHAPED POOL

          ベンジーと共にある

          社会人になった頃を思い出すと、しんどかった思い出ばかり 私の場合、ずっと育った場所を離れ、いきなり遠方の地方に赴任しました。 友達なし お金なし 暇もなし 仕事は超忙しいし、上司の訳のわからん指示(それって会社のため?顧客の為?→それって、あんたの為やん!人のエゴの為に頑張るって空しいね)に振り回される日々... 休みも少なく、深夜までお仕事で日々疲労困憊 どんどん自分を見失って、正に社会の荒波に飲まれていくー みたいな感じでしたね。 “あーもう辞めて実家に帰ってしまお

          ベンジーと共にある