問題解決能力。
「現在地を知る」=「問題発見」ととらえ、問題を発見したら、次はどのように解決をするか、だ。
けテぶれ的な解決方法でいうと、次は「ぶ」である。
漢字の勉強であれば、「テ」で問題発見をしたので、「ぶ」でミスの原因を見つけて、同じミスをしないようになるまで「れ」をし、できるようになったかを確認するために再び「テ」をする。
最終的に、できるようになるまでやったら、「解決」といえるだろう。
QNKS的な解決方法でいうと、問題発見をしたら、解決方法を「Q」と置き、どうしたら解決できるかを大量に「N」していき、「K」して「S」していく。
算数が苦手な子がQNKSを回して解決方法を考えるなら、「N」では「人に聞く」とか「勉強時間を増やす」とか「アプリを使う」とか「自分にはスマホがない」とか「人と話すのが好き」など、必要な情報を調べたり、自分の性格から考えながら抜き出していき、「K」ではそれらの情報を組み立てて図にし、「S」で解決方法として人に説明する。(こうやって解決する、と決める)
このように「解決」していく。
心マトリクス的な解決方法でいうと、心マトリクスを使って現在地を見た場合、反対側に何があるか、を見れば解決することが多い。
カメさんになっている場合は「考える・動く」ことが足りていないし、北風さんになっている場合は「思いやる・信じる」ことが足りていない。
このように、瞬時に次に取るべき行動が見えてきて、「解決」することができるだろう。
子供たちが主体的に問題を発見し、問題を解決することができるようになるために、何を教えて訓練するか、が大切である。
「学ぶ」「考える」「生きる(関わる)」の3つをキーワードに、これからも子どもたちを鍛えていきたい。