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【山の心得】~スキットル編~
こんにちは!ミズです!!
本日は全国的に雨模様ですね。僕の住んでいる地域も、しとしとと雨が降り続いていますが、明日からは天気が回復するようです。
折角の三連休が全て潰れずに済んで良かったですね。
先日木曜日(10月31日)には、晴れ間を狙って阿智セブンマウンテンの富士見台高原や南沢山へ行ってきました!
神坂峠方面から来られる方が多いと思いますが、今回は「せいなの森キャンプ場」から始まる尾根ルートを使い、南沢山経由で富士見台高原まで行ってきました。ぜひ、山行レポートを見ていただけると嬉しいです。
「優秀な人にこそ仕事を振れ!」そのために必要なのは・・・
僕は「優秀な人にこそ仕事を振れ!」と常々思っているのですが、同意していただけるリーダーやマネージャーの方もいるのではないでしょうか。
優秀な人材は流動性が高く、組織を抜けやすいものです。
辞める理由は様々ですが、今の時代、キャリアアップは当たり前になっています。優秀な人材は自己成長への意欲が高く、仕事への意義や成果を追求し、柔軟性や変化を求めています。
だからこそ、「優秀な人にこそ仕事を振れ!」と言いたいのです。
ただし、これは「何でもかんでも仕事を押しつけていい」という意味ではありません。相手のキャパシティを理解し、どれくらいの仕事を任せられるのかを知った上で依頼することが重要です。
過度な仕事を振れば、どんなに優秀な人でも疲弊して辞めてしまいます。
効率よく質の高い成果を出す人は、信頼されやすく、結果的に仕事が集中しがちです。信頼されるがゆえに「この仕事も頼めるだろう」と、新しいタスクが次々に舞い込んでくることもあるでしょう。
しかし、そうなると私生活や心の乱れにつながりかねません。
結局、どの程度の仕事量が適切なのか、相手のキャパシティや性格を知ることが大切です。
例えば、キャパシティの150%の仕事を任されても、ストレスを抱えながらうまく自己管理をして時間をかけてこなす人もいれば、効率よく働いても定時に帰りたい人は120%が限界かもしれません。
そんな相手の人間性を理解していますか? 仕事は結局「人と人」。
150%こなせる人には150%、120%の人には120%、30%の人には30%の仕事を割り振ることが重要だと思ってます。
つまり、優秀な人材を逃したくなければ、適度なストレスで仕事を埋め、常に適切な仕事量を意識することが大切だと言いたいのです。
そして、成果が出た際にはしっかりと評価をしてあげることがポイントです。これが「優秀な人にこそ仕事を振れ!」という考え方の大筋です。
次回はこの続きとして、僕が経験したエピソードをお話しできればと思っています。ぜひ、次回もビジネスに少し関わる話を読んでみてください!
【山の心得≪54≫】~スキットル編~
という訳で、スキットルに関して今回は記事にしたいと思います。
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という訳でスキレットはご存じですか?
アヒージョなどを作る時に使う分厚い鉄のフライパンがスキレットです・・・あれを持っていくと登山飯のレパートリーが広がり・・・
と言うのは冗談です。あんな重い物登山に適していません・・・
すいませんコテコテのボケをかましました。
と、いう訳で、
岳人の中にはお酒が大好きな方もいらっしゃるのでは無いでしょうか?
僕もその一人です。
今回は、テント場などで楽しめるお酒の楽しみ方としてスキットルに関して焦点を当てて記事にしていきたいと思います。
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スキットルとは?
スキットルとは、飲料を持ち運ぶための小型容器で、主に金属やプラスチック製でできています。
一般的に、アルコールを運ぶために使われることが多く、キャンプや登山などのアウトドア活動で人気があります。
スキットルのデザインはスリムで、ポケットやバッグに容易に収納できるため、携帯性に優れています。(ザックのサイドポケットにぴったり!?)
また、密閉性が高く、漏れにくいため、液体を安全に持ち運ぶことができます。さまざまな素材や容量があり、個々のニーズに合わせて選ぶことができます。最近では、カスタマイズ可能なスキットルも登場し、個性的なアイテムとして楽しむことも可能です。
これらの特性から、スキットルはアウトドア愛好者や旅人にとって便利なアイテムとなっています。
よく洋画などで出てくるスキットル。とてもかっこよくて一度は憧れた方もいらっしゃるのでは無いでしょうか?
登山にスキットルを持っていく魅力と楽しさ
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山の上での休憩中、冷たい風や美しい景色を背景に、好きな飲み物を一口楽しめるというのは登山ならではの特権。
スキットルは、そんな特別な時間にぴったりなアイテムです。
重くなりがちな水筒やガラス瓶と違い、スキットルは軽くて持ち運びが簡単。小型でしっかりした密閉性も備え、コンパクトで山の荷物の中でもかさばりません。
好きなスキットルを選ぶことで、自分らしいスタイルで山を楽しむこともできます。ステンレスやチタンのような高機能なものから、風味を重視するピューター、そして軽量で扱いやすいプラスチックまで、素材によってスキットルの特性は様々。
登山スタイルや好みに合わせて選ぶことができるため、持って行く山ごとに違った楽しみ方ができます。
ここでは、ステンレス、チタン、ピューター、プラスチックという4つの素材別に、それぞれの良さや登山に最適なスキットルの選び方をご紹介します。
①ステンレス製スキットル
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・特徴
ステンレス製のスキットルは、耐久性が非常に高く、雨や雪、湿気といった登山中の過酷な環境にも耐えられる点が魅力です。
ステンレスは錆びにくく、湿気の多い地域や雨の降るシーンでも気にせず使えます。また、金属独特の冷たさが手に心地よく、温かい時期でも涼やかに感じられるため、登山中の一服にぴったり。
アルコールの風味も大きく損なわれないため、日帰りや短期の山行で気軽に楽しめます。
・メリット
①耐久性が高く、錆びにくいため長期間使用可能。
②衝撃にも強く、傷がつきにくいため登山やアウトドアに最適。
③価格が比較的手頃で入手しやすい。
④風味や匂いが付きにくく、アルコールの味を保つ。
・デメリット
①比較的重量があるため、軽量さを求める場合には不向き。
②他の素材に比べてデザインがシンプルになりがちで、独特の風合いはない。
おすすめの登山シーン
・連泊や縦走登山
頑丈で気密性が高く、長期間の登山にもぴったりです。
ザックの中で多少圧がかかっても形が崩れず、内容物が漏れる心配もありません。
・寒冷地や高山
冷たい環境でもステンレスはしっかりとした強度を保つため、寒冷地での山行にも適しています。
結露も少なく、グローブを着けたままでも安心して持てます。
・選び方のポイント
登山で使う場合は、小さめの容量を選ぶと荷物が軽くなり、持ち運びしやすくなります。
また、滑りにくい表面加工が施されているものや、ネジ式の蓋でしっかり密閉できるモデルが適しています。
②チタン製スキットル
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・特徴
チタンはステンレスより軽量でありながら、さらに高い耐久性を誇る優れた素材です。山を登るときの装備は軽ければ軽いほど行動範囲が広がりますが、チタン製のスキットルはその点で特に登山向きです。
また、錆びにくく腐食しにくいことから、雨や汗にさらされても傷みにくいのがメリットです。
さらに、チタンはアルコールの風味を非常に保つことができるため、飲み物本来の味わいを損なわず、登山中のひとときを楽しむことができます。
・メリット
①ステンレスよりも軽量で持ち運びが楽。
②非常に強度が高く、腐食や酸化に対しても優れた耐性を持つため長持ちする。
③味や匂いを残しにくく、アルコールの風味をしっかりと保つ。
・デメリット
①価格が高いため、手軽に購入しづらい。
②表面の傷が目立ちやすく、手入れに気を遣うことがある。
おすすめの登山シーン
・軽量装備を目指す登山やロングトレイル
特に軽量化を求められるトレイルや連泊の縦走登山では、チタン製が最適です。軽量なので持ち運びやすく、頑丈なため多少の衝撃にも耐えられます。
・天候が変わりやすい高山エリア
チタンの特性から、湿気や温度変化にも強く、登山中の環境変化に対応しやすい点が魅力です。急に冷え込んでも、手が冷たく感じにくい点もポイントです。
・選び方のポイント
登山用に小型のチタン製スキットルを選ぶと、より携帯性が高まります。
軽さと耐久性を併せ持つため、少しの衝撃にも耐えられるものが適しています。さらに、口が大きめで、飲み物を注ぎやすい設計のものも便利です。
③ピューター製スキットル
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・特徴
ピューターは、錫(すず)を主成分とする合金で、美しい光沢とクラシカルなデザインが特徴の素材です。
ピューター製スキットルは、柔らかい素材のため傷つきやすいものの、金属臭がなくアルコールの風味を保つことができるため、登山中のこだわりのひとときに使うのに適しています。
また、温度変化にも強いため、冷たい飲み物の風味をそのまま楽しむことができます。
・メリット
①柔らかい金属で加工がしやすいため、デザイン性が豊かで、装飾や模様が楽しめる。オリジナル性が高い。
②柔らかい金属ならではの温かみや風合いがあり、味わいのある雰囲気が楽しめる。
③腐食や酸化に強く、独特の光沢を保つため、コレクションアイテムとしても人気。
・デメリット
①傷が付きやすく、衝撃に弱いため取り扱いに注意が必要。
②やや重みがあるため、登山やアウトドアには向かない場合がある。
③高価なものが多いため、気軽に使いづらい。
おすすめの登山シーン
・日帰りハイキングや短期間の山行
傷つきやすい点を考慮し、登山日程が短い山行で使用すると安心です。
また、仲間と山を登るときに、休憩時間や頂上での乾杯アイテムとしても重宝します。
・仲間との登山やアウトドアパーティー
見た目が華やかでスタイリッシュなので、仲間内での話題にもなりやすく、アウトドアで特別な気分を楽しむのにぴったりです。
・選び方のポイント
ピューター製スキットルを登山に持っていく場合は、なるべく小型で、衝撃吸収素材で覆われたものがおすすめです。
また、ケースに入れて保護できるものや、密閉性の高いモデルを選ぶことで、万が一の漏れを防ぎやすくなります。
④プラスチック製スキットル
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・特徴
プラスチック製スキットルは非常に軽量で、耐久性も十分に備えています。
また、衝撃に強く割れにくいため、初心者の登山やファミリー登山にも扱いやすい点がメリットです。
安価で手に入りやすいため、予備としても便利で、気軽に使えるアイテムとしてもおすすめです。
・メリット
①非常に軽量で持ち運びが便利。
②低価格で、気軽に購入できるため、初めてスキットルを使う人にもおすすめ。
③落としても割れにくく、衝撃に強いので、アウトドアシーンでも安心。
・デメリット
①風味が残りやすく、アルコールの味に影響を与えることがある。
②耐久性が低く、長期間使用には向かない。
③他の素材に比べてデザインの選択肢が少なく、安価な見た目になりがち。
おすすめの登山シーン
・ファミリー登山やアウトドア初心者向け
子ども連れや初心者の登山では、割れにくく取り扱いが簡単なプラスチック製が向いています。
小さな衝撃にも強く、気軽に使える点が魅力です。
・荷物を軽くしたい短期間の山行
プラスチック製スキットルはとにかく軽いので、日帰りのハイキングなどで荷物の軽さを重視する場合にぴったりです。
・選び方のポイント
プラスチック製のスキットルは、なるべく密閉性が高く、匂いが付きにくい品質の良いものを選ぶと、アルコールの風味を損なわずに楽しめます。
また、持ち手がしっかりしているものを選ぶと、滑りにくく持ち運びが楽です。
素材別スキットルのまとめ
スキットルはその素材によって登山中の使いやすさや風味保持の具合が異なるため、使う山やスタイルに合わせて選べば、登山がさらに楽しめるでしょう。
実は僕もスキットルを持ってテント泊登山に行く事もしばしば。
下記の様にテント場近くに沢があると滝行をさせてお酒を冷やしております。熱伝導率がとてもよく、冷やすとすぐに中身までキンキンに冷やせます。
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ちなみに僕はピューター製を使用しております。
ピューター製を使用する理由は多数ありますが、まろやかな口当たりになるとか金属臭がせずお酒の味を損なわないとか色々とあると思いますが、キャンプ道具でも登山用品でも「道具を育てる」と言う事を頭の片隅に置いている僕はピューター一択でした。
(チタンも持っていますが、キャンプ用です。)
ピューターはすぐにへこみます。山から下山する際、蓋を開けた状態じゃないと内部の気圧差で凄くへこんでいます。蓋を開けるのを忘れてへこますと、毎回中に水を少し入れて蓋をしてスキットルごと煮沸すると中の空気が膨張してすぐに治ります。
そのくらい柔らかく傷や変形を繰り返すのがピューターです。
この傷つきやすいピューター製スキットルをあえて山に持っていく事に「道具を育てる」と言う事を感じています!
何故度数の高いお酒を入れるのか?
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スキットルと言うとウイスキーやブランデーなど、度数を40度の超えるお酒を入れるイメージがあるかと思います。
さて、何故でしょうか?
まず、アルコール度数が高いと、保存性が向上し、腐敗や劣化のリスクが低くなります。これにより、長時間のアウトドア活動中でもお酒の風味を保ちやすくなります。
次に、スキットルは小型であるため、大容量のお酒を持ち運ぶことが難しい環境でも、少量をコンパクトに持ち運べるのが利点です。
高い度数のお酒は、少量でも十分に酔いを感じることができるため、少ない量で満足できるという点でも適しています。
戦争映画などでもスキットルで高いお酒を飲むシーンがあるかと思いますが、痛みや恐怖を紛らわすためでもあるのです。
また、スキットルの飲み口は小さく非常に洗いにくいです。
高い度数のお酒なら、アルコールが多く、(多少洗い残しがあっても)雑菌が繁殖しづらいというポイントもあるんだとか無いんだどか・・・
という訳で最後にピュータースキットルとチタンスキットルのおススメ2選!と言う事で終わりにしたいと思います。
・A.E.Williams ピューター製 スキットル
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A.E.Williams(エー・イー・ウィリアムス) は、 ピューターを加工して製品を作っている工房です。 イギリス産業革命の時代 1779年に創業したA.E.Williamsは、現存する世界で最古のピューター工房であり、 現代に至るまでのピューターの歴史・技術・鋳型などは、A.E.Williamsの家系により継承され続けています。
様々なデザインを手掛けてて、狩猟柄、フィッシング柄、ゴルフ柄・シンプルなものなどがあり、お酒好きの方へのプレゼントにも最適だと思います。
僕は以前ゴルフにハマっていて、先ほど紹介(スキットルの滝行写真で紹介)したゴルフ柄を使っています。
・ノーピーク(snow peak) チタン スキットル
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スノーピーク製のチタンスキットルです。新潟、燕三条の職人が作っている国産のスキットルです。燕市と言えば有名な金属加工業を中心とした職人の街。日本の金属加工業を生業にする会社様でも燕三条からアウトドアに特化したメーカーは多数。キャンプ道具を沢山展開しているユニフレームやキャプテンスタッグなども燕三条です。
スノーピークもまさにその中の1つです。
日本トップの金属加工業職人が丹精を込めて作ったスキットルがこちらになります。チタンの特性もあり、酸化や腐食に強く、長期間使用しても劣化しにくいのが特徴です。また、デザインもシンプルでスタイリッシュなため、登山だけでなく、キャンプや普段使いにも適しています。
容量はM(140ml)とL(170ml)で、必要な量の飲料を携帯できるため、登山やキャンプでのリフレッシュに便利です。さらに、熱伝導が低いため、温度変化に強く、冷たい飲み物でも快適に楽しめます。
という事で今回の【山の心得】は
「スキットルっていいよ!」
に関して記事に致しました。
今回も最後までご拝読頂きありがとうございます!
また次回もご拝読頂けると幸いです。!
宜しければスキ頂けると大変励みになりますのでよろしくお願いいたします!
YAMAP定期更新しております。是非ご覧ください!
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